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インタビューに同席したら改めてチームについて考える機会となった

三浦さんのインタビューに同席させていただきました。

こちらは同席された同じCOMEMO HUBのメンバー黒坂さんのnoteです。

こちらはNIKKEI STYLEの連載です。

人事と経営は連動している

「今年は何人採用できました!」ということは、それだけでは実はどうでもいいことです。それよりも、その採用によって入った人材が「どのようなパフォーマンスを出したか?」「どのような貢献・利益をもたらしたか?」「その人はどのように成長したか」が大切です。

個人的には採用など人事業務自体が仕事ではないのですがですが、多くの企業で何人採用できたかが、人事のKPIになっているのかもしれないなと思いました。そうなると現場と人事の間で期待の不一致が出てきそうな気がします。また、仮に採用人数がKPIじゃなくなった場合に、何が人事のKPIになるのかちょっと気になりました(そもそもKPIという考え自体が向かないという可能性もありそう)。

人事としては人は採用していると思っていても、現場でパフォーマンスが出せず結果的に開発やカスタマーサポート、営業組織の結果に繋がらず結果的にビジネスとしてはマイナスになってしまいます。カジュアル面談や面接で現場の人と話す機会は多いと思いますが、それ自体もコストになるため、採用しずぎないバランスも重要だと思いました。

オンでもオフでも個人の成果には限界がある

個人的な感覚ですが、在宅勤務に移行してから業務の属人性が少し増したような気がしていました。この感覚がなかなか言語化できていなかったのですが、インタビューの中で、

「一人でやったほうが早い」という考えに陥ってしまうメンバーがチーム内に出るのは、上長がメンバーの特性や強みなど「何でバリューを出す人なのか?」という理解が足りていないからだと思います。

という話があり、とても腹落ちした感覚がありました。

オフラインの場合、近くで見える=雰囲気が伝わりやすいため仕事を振ったり、今どこまでできたかの確認がしやすかったのは事実です。そこからオンラインになると、大抵の場合は自らが動いて情報を取りに行かねばならないことが多くなりました。結果的に忙しくなるとこの辺りが疎かになり、自分でやってしまうという流れが増えたのかと思います。

僕自身もそうですが、自分が今何ができて何に困っているのかをもっと発信しつつ、メンバー個人個人の強みや状況を積極的に知りに行く姿勢を意識していこうと思いました。

チームとしての成果を出せている感覚を持つ

個人の成果がチームの成果になっていない、なっているが見えにくいということを最近課題に感じることがありました。

「チームのほうが成果を出せる」とみんなが気づいて、それぞれの前提となる特性や状態を見える化することが大事だと思います。

という話を聞いたときに、個人個人の強みを理解することとチームの成果を意識できているかどうかがポイントだということを改めて感じました。

個々の振り返りやタスクの進捗状況の共有などを実施しているところは多いかと思います。ただ、それだけではなくチームとしてのKPIを定期的に振り返ったり、雑談の時間を増やしたりして、互いにフィードバックし合うプロセスを組み込むことが、チームとしての成果を意識する上で重要だと改めて感じました。

最後に

オンラインになって改めて、人事についてやチームとして成果を出すことについて、考える良い機会になりました。

インタビューありがとうございました。

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