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【読書メモ】なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか

本当に弱い人は弱さを表現できず、弱さを見せられること自体が強みであり、それをどう個人や組織のために活かすのかは自分自身の一つ一つの選択であり、そのような文化を築くことが大切なんだということを感じた一冊です。

わりと骨太な内容でした。

ざっくりまとめ

・発達志向型組織(DDO)とは、社員のキャリアではなく社員の人間としての発達に焦点をあてることで、組織を大きくすることよりも組織を良くすることをまず考える
・DDOでは人の発達を後押しするコミュニティ、発達を実現するためのプラクティス、発達への強い要求の3つの軸から考える

感想とかメモとか

DDOにおける「発達」とは以下の3つ。

・はっきりと確認できる現象である
・協力な科学的土台がある現象である
・ビジネス上の価値がある現象である 

DDOでは「建設的な不安定化」を実勢している。特に頻出する言葉は「信頼」「痛み」「気遣い」。

練習の文化を作る。難易度と頻度、方法の影響が大きい。失敗することは問題ないが、失敗を認識してそこから分析し、学ぶというプロセスを踏まないことは問題である。

痛み+内省=進歩とあったが、これを乗り越えられない人は多分多い。だからこと文化を築くことが重要。大半の人が弱さを隠すことに時間とエネルギーを費やしているが、弱さを隠すことなくその人の可能性を見出すプロセス事態を幸福だと感じられるかどうかがポイント。

自分の成長+他人の成長=みんなの成長。
better me better you begger us.

実際の企業や人の実例ユースケースが数多く紹介されているので、その当たりは流し読み程度にとどめた。

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