見出し画像

確定拠出年金を導入します

10月1日から、確定拠出年金を導入します。

我が社には、退職金制度や企業年金がありません。いわゆる3階部分(1階:国民年金、2階:厚生年金)と呼ばれる「企業年金」がありません。社員もそれを承知の上で入社しているわけで、いまさら手間をかけて用意する必要もない、という意見もありました。

私自身も、退職金制度を導入するつもりはありません。会社にとっては、現在の利益を、税金も払いつつ将来に積み立てる行為だし、社員にとっては、分配されるべき利益を先送りされるくらいなら「今もらったほうがいい」と考えるでしょう。他のかたちで還元したいと思います。

一方で、企業年金は用意したいと考えていました。導入済みの企業から転職してきた社員が、個人型(iDeCo)に切り替えを余儀なくされている姿も見ていましたし、確定拠出年金であれば、我が社でも無理なく導入できる、と感じていたからです。

問題は、導入の手間でした。幸い、親会社の制度を流用することができ、独自に導入するよりは、手間を軽減できました。とはいえ、担当者には検討、準備で大きな負担をかけました。実は、今も負担をかけていますし、これからも手間がかかります。「少しでも同僚のためになれば」と尽力してくれたメンバーに感謝です。


この記事が参加している募集

オープン社内報

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?