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初エッセイ

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人生が0になった瞬間から

人生が0になった瞬間から

-prologue

忘れられないガムの味。

大好きだったあのお店も、
大好きだったあの人も、
大好きだったあの日常も。

いつの間にか、
いや、あっという間になくなって。

それでもまだ、もう少しだけと過去を思い出すように
味の無くなったガムを噛み続けている。

……………….

父が作った場所。・

だらしない父親

僕の家族はすごく貧乏だった。
その理由は明確でただ一つ

「だらしのない父

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