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美輪明宏さんが私の本を推薦!?/セクハラ・カスハラの原因は朝日新聞!?

■美輪明宏さんが私の本を推薦!?

(朝日新聞 2021年11月27日)

 「哲学を学びましょう」と美輪明宏さんは言われるが、周知の通り、①日本のメディアには哲学を理解している人はほとんどいない

 また美輪明宏さんは、文化を重視する麗人にも関わらず、②「年に何百本という近年の映画やドラマを見るよりも、やさしい哲学の本を読むこと」を勧めている。

 私個人としては、それは哲学コーナーに置かれる私の著書「いま僕らに必要な道徳」しか思い浮かばない。

 なぜなら、美輪さんは「③アインシュタインですら、哲学を知らないから間違いを犯した」とも言っている。

 つまり、美輪さんが勧めている哲学の本とは、現実社会には全く還元できないものも多い個別的な哲学そのものではなく、道徳・倫理に関する普遍的な哲学を指している。

 よって①、②、③より、美輪さんが勧めている本の最たるものが私の本であると私は勝手に認識する。

 哲学特有の難解な専門用語を使わずに、わかりやすい言葉だけでの「一般書」として総合的に哲学を取り扱っている本は私の著書以外には極めて少なく、また、道徳であれば、「美輪さんと親しい江原啓之さんの本じゃないの?」と思われる人もいるかもしれないが、江原さんの本には哲学については書かれていないのである。

 「悩みのるつぼ」で、美輪さんは、メディア権力である朝日新聞に寄稿しているため、立憲民主党のような「多様性」という言葉を使われているが、人権主義によって社会秩序が解体され、新自由主義によって富が切り売りされている今の日本社会が、これ以上「多様性」を認めてしまえば、反日の外国人が参政権を持ってしまったり、中国人がさらに日本の土地を買い漁(あさ)ったり、外国人やマイノリティによって日本人が逆差別されて、日本の医療が奪われたり、えん罪にさせられるという時代になりかねない。

 美輪さんが、この道徳全否定の朝日新聞で語られている「多様性を認めましょう」の「多様性」の部分には「道徳の必要性」という言葉がそのまま入る。
 これを学校教育での国語や道徳の設問にしてもいいと私は思う。 

 5年前に自著を出版した時には、美輪明宏さんの事務所にも自著を献本したが、今年はダメ元で美輪明宏さんとの共演を目指していきたい―。

 また、哲学や道徳倫理はもちろん、美輪明宏さんが90年代に絶賛していたソフトバレエの森岡賢さんの死と、原爆投下を題材とした音楽作品について、お話したいことが山とある。

 

■追記   2月4日


 美輪明宏さんは、教育学者で私と同じ明治大学の齋藤 孝さん(私は明大卒というだけだが)と仲が良く、コンサートに足繁く訪れる齋藤 孝さんと深い交流がある。

 しかし、それでも、美輪さんは普段からよく知る齋藤孝さんの本ではなくて、道徳倫理を学ぶために、「哲学書」を勧めている。

 美輪さんはハッキリ「哲学」と言っちゃっているから、齋藤孝さんは完全に門外漢となる。

 だが、先に述べたように、小林よしのり氏が熱中したハイデガーなど、メジャーな諸哲、哲学のほとんどが、現実世界にはほとんど還元できず、まして日本哲学会は、アカデミズムを極致まで究めた、日本で一番、社会生活に還元できないような学を研究している学会であり(しかも全共闘世代であるため、道徳に否定的なジェンダー志向…)、一般的な世俗とは完全に乖離した学会であり、かつ、道徳倫理も学べるような、日本人が書いたような哲学関連の書はほとんどないため、私の本のことを指しているか、あるいは私の著書のような本を指していると思われる。

 唯一、私もリスペクトしていて、NHKにも出演している西 研さんがいるが、あくまで哲学だけがメインであり、私のように道徳倫理を強調しているというわけでは全くない。




■ソクラテスの対話法と、少年による振り込め詐欺・学校でのセクハラ・カスハラの原因は朝日新聞。

(朝日新聞 2022年1月7日)

  残念ながら日本の義務教育課程には、「道徳科」という名こそ冠しているものの、本当の意味での道徳教育は全く存在しない

 無論、小学校で数学の基礎である算数を学ぶように、それは最低でも、高校の倫理科を易しくしたものでなければ普遍的な道徳とは到底呼べない。

 そこで私は今、哲学・社会学・社会思想で論じられる普遍的な道徳・倫理を、100回ほどに凝縮した道徳講習会を企画している。

 それはいずれ動画を作成して、YouTubeにアップロードしていく予定だが、YouTubeは新規参入がほとんど無意味であるため、動画がアップロードできるなら、フェイスブックやInstagram、本アメブロなど他のSNSに移行していくことを前提にしている。

(大島康正 著 「精説 倫理・社会」 数研出版(私の親族より「下賜」された高校倫理の参考書))


ソクラテス「道徳全否定の朝日新聞さん。あなたがたが問題視しているカスハラ、つまり公務員に対して暴言を吐いたり、説教をしたり、居座ったり、脅迫したりするなど、『悪質なクレームをする顧客』は、道徳的な人たちだと思いますか? 」

朝日新聞 「いや。」

ソクラテス「でも、あなたがたはありとあらゆる手段を使って、戦後一貫して道徳そのものを全否定してきましたよね? その結果、日本人はどうなったと思いますか?」

朝日新聞 「当然、道徳的ではなくなっていく。」

ソクラテス 「では、日本で悪質なクレームをする顧客が社会問題となっている原因は、どういった人たちによるものだと思いますか? 」

朝日新聞 「それは道徳を全否定して、日本のメディアから道徳を排斥(はいせき)してきた私たちマスコミだ。」

ソクラテス 「するとあなたがた左派マスコミは、日本人の道徳を破壊して道徳のない人たちを生み出し、社会問題を起こさせて、さらにそれをあなたがたがテレビや新聞で報道して、自分たちの飯の種にするために、日本の道徳を破壊してきたんだね?」

 このような「対話法」によって、理論的に普遍的な道徳を導き出したのがソクラテスである。

「ソクラテスは…道徳の相対化を克服し、社会の混乱を救おうとしたのである。そのために、彼は…真の道徳の規準・根拠を求めようとした。
 ソクラテスは道徳を人々の思わくや社会の変化によって左右されることのない、絶対・普遍のものにし、そのうえに、真によいポリスの生活を築こうとしたのである。」

(大島康正 著 「精説 倫理・社会」 数研出版)


■道徳には教えられる道徳と教えられない道徳がある。

※ このテーマにつきましては、本記事では書ききれませんので、道徳講習会や近著でお話します。


■少年必見のブログ 「きれいごとだけを言う日本のマスコミにだまされないで。」

 日本のメディアの大罪と、改めて伝えたい「道徳の必要性」 

(朝日新聞 2022年1月5日)

 ジェンダーやLGBTなど、人権主義のきれいごとで自己正当化して、道徳環境を破壊した戦後マスコミの罪は重い。

 たとえば、格闘家であり、YouTubeでも有名な朝倉未来(みくる)さんも、暴走族だった少年時代に無免許運転で少年院に入り、その後更生して格闘家として大成したのち、YouTubeに母親孝行の動画をいくつも投稿して多くの再生数を記録しているが、立川で男女殺傷事件を起こした私の地元あきる野市に住む19歳の若者は、殺人を犯してしまっているため、もはや取り返しがつかない―。

(私のブログ読者には耳にタコであるが…)


「社会の比較的弱い成員たちを教育して理性的行為の…水準にまで高めるためには、彼らが…無分別な行為を為すのを待って、…その後にこの行為を理由として法律上…の刑罰を加えるという方法以外には、方法がないかのように論ずることには、賛成することができない。」

(J.S.ミル著 塩尻・木村 訳 「自由論」)

→ 要約すると「犯罪を犯してから道徳を教えるのでは遅すぎる。」

 そして道徳とは、未来さんが「少年院に入った」などという経歴、属性ではなく、善へと向かうベクトル、運動、方向性である。

 道徳とは、「be動詞」でいう身分や存在ではない。

 ヘーゲル哲学的に言っても、「Aさん = 道徳的」という同一律や絶対律にはならない。

 事実、日本には立派な肩書きの人でも、非道徳な人がいっぱいいる。

 全共闘世代が上層部にいるマスコミ、財界、学界が、それら愚かしい文系の人たちが(日本の理系は世界的に優れているとしても)、ない頭で、哲学を知らず、道徳を全否定してきたことによって今日(こんにち)の日本の社会衰退がある。

(朝日新聞 2022年1月11日)

  朝日新聞が恥ずかしげもなく、一面に堂々、「学内セクハラ」って。

 どう考えても、戦後一貫して日本のメディアから「道徳」を排斥(はいせき)したあなたがた朝日新聞が原因じゃないの?

 朝日新聞などの、論理矛盾した、「1+1=2」であることもわからないし、それが真理であるとも認めたくない、ただやみくもに、駄々っ子のように、「道徳はいらない」と、分別のつかない子どものように雄叫びを上げる「だけ」の左派メディアがなくなって、道徳の必要性を伝える理論的なメディアが醸成されれば、このような社会問題は間違いなく激減していく。

 だが、中国やロシアのように人権が抑圧されている国では左派メディアは必要である。



 最近、noteでの発信に力を入れ始めていますが、元々は、2012年からアメブロをやっており、「哲学者 高澤一成」の詳しいプロフィールはアメブロにありますので、少しでもご関心のある方は、ぜひ一度ご訪問していただれば幸いです。 
 
「哲学者 高澤一成」の詳しいプロフィール : 高澤 一成 「真の哲学者とは」
 

(戦後日本の道徳退廃と社会衰退 2022 哲学者 高澤一成) 

 また、より実効的に、日本の子どもを救うために、上の社会衰退の図を作成しました。

 全国で急増している深刻な児童虐待、いじめ自殺を一刻も早くなくすため、一人でも多くの国民がこの画像を拡散することを望みます。       
                                                                                     

哲学者 高澤 一成 


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