【インターネットマーケティング最強の戦略】

著者:小川忠洋さんの本を要約します。
2009年に発表された本で、約10年前の時代でのためSNSがまだ登場しておらず、現在のマーケティングの戦略と異なる。
ただ、参考になる考え方が下記2つあり、そちらを書き残す。
<1>顧客リスト
<2>セールス

<1>顧客リスト
やることは大きく2点
1. 売れるサイトを作ること
2. それをできるだけたくさんの人に見せること(広告を出す)

上記2点を行い、顧客リストを増やしていく。
1. 売れるサイトを作ること
①オファー先を決める
HPを作成した場合、メールアドレス取得のページを作成をし、
何回もコミュニケーションを取ってから商品を売る体制を整える
⇒メールを登録させるために、何を交換として提供をするかで成約率が変わる
例)無料ガイドブック、PDFの無料レポート など

②ランディングページを作る
※ビジターが最初に訪問するページ
お問い合わせ先やアンケートフォーム、メールアドレス登録の場所を設置する
③テストをする
広告を出して修正を重ねていく
メアド登録率やクリック率など分析を行い、広告の出し方やランディングページの修正を行う
④ロールアウトする
様々な媒体を利用してリストの顧客を増やしていく
媒体:アフェリエイト、SNS、SEO、メルマガ広告、コンテンツ提供*
※人のサイトやメルマガで自身のコンテンツを使ってもらう

<2>セールス
商品を売っていくには、営業セールスがとても核心となる。
セールスを行う上で、大事な心得が3点ある。
①見込み客を動かしたいなら、相手にファーカスする
②『売る』ことに対してブレーキをかけていることを自覚し、意識を変える
③『商品中心』ではなく、"どんなマーケットが儲かるのか"のマインドを持つ
1つずつ詳細を確認していく。

①見込み客を動かしたいなら、相手にファーカスする
広告を出しても売れない理由は3つある。
1、お金がない 2、そもそも欲しくない 3、広告内容を信じていない
1,2はターゲット側の問題であり、売る側に”誰が顧客か?”が欠けている。
相手の心配・不安・興味・欲求・達成したいことにフォーカスすることが大事
②『売る』ことに対してブレーキをかけていることを自覚し、意識を変える
大多数の人は、『売る』に対するイメージとして、売り込み・営業などネガティブなイメージを持っている
『売り込み』と思われるのが嫌で自然とブレーキがかかり、売る行為を知らずのうちに先送りにしてしまうことがある。
意識的には・・・もっと売りたい!
潜在的には・・・もっと売りたいとは思っていない!
ブレーキをかけないためには、意識を変えることが必要
意識を変える4つのマインド
1『売る』とは、価値の交換
2『売る』とは、楽しみ・エンターテイメント
⇒買いものを楽しんでいる
3『売る』とは、調和である
⇒相手が欲しいタイミングで掲示してあげる
4『売る』とは、リーダーシップである
⇒相手がより豊かな生活・未来に導いてあげること

③『商品中心』ではなく、"どんなマーケットが儲かるのか"のマインドを持つ
"何"を売るかではなく、"誰"に売るかが何よりも重要
順番としては、誰に売るかが決まったら、何を売るかを感がえること大事である。

以上

個人的な感想になるが、セールスの部分で、「売る」に対して自然とブレーキをかけているというフレーズにはッとした。
私自身も営業の仕事をしているが、どこかで『売る』にネガティブなイメージを抱いており、売りたくない・・・と思っていることがあった。
今後は意識を変えて売るに対して人に役立っていることを意識して仕事に取り組んでいきたい。

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