#23 私の読書について(その1)
私は子供の頃から割と読書は好きでした。
それでも、読書量レベルとしては「並の上」くらいでしょうか。
本格的に読書を意識したのは、大学時代。
大学生は夏・冬の休みが長いので、暇を持て余した結果、たまたま書店で見つけた、松本清張の「砂の器」を買って読んだのが、現在まで続く私の読書習慣の始まりでした。
なぜ松本清張だったかというと、私が幼少期によく遊んでもらい、私の人格形成にも多大な影響を及ぼした叔母が、松本清張の小説をかなり読み込んでいたことで、興味を持ったからです。
その後も、色々な推理小説や歴史小説を読み漁り、松下幸之助や本田宗一郎に強く影響を受けて、ビジネス書や経営に関する本も読むようになりました。
現在では、読んでいる本の大半がビジネス書や自己啓蒙書、何らかのスキルアップに役立つ本が多くなりました。
巷間言われるのは、
自己啓蒙書やビジネス書は、栄養ドリンクみたいなものだ
ということです。
読めば気持ちは元気になるが、だからといって、すぐに仕事やプライベートに役立ったり、劇的に何かが変わるわけではないと言われます。
しかし、私はそうは思いません。
(その2につづく)