#523【高額な商品がバカ売れする理由】
ここ最近は特に、
普通に買うには
抵抗があるような
高額商品なのに、
注文が殺到して
売り切れてしまうことが
起きています。
そこには、
どんな心理状態や
現象が起きている
のでしょうか?
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都心部の駅前などの
高級マンションが
あっという間に
売り切れになったり、
GT-Rやランドクルーザー
のような高級車が
品切れで受注停止
になったりと、
かつてだったら
考えられないような
高額商品のバカ売れ状態が
ちょくちょく見られます。
クルマだったら
1,000~2,000万円、
マンションや土地だと
5,000万円から億にも
及ぶ物件でも、
人気が殺到して
早いモノ勝ちだったり
抽選販売になる場合が
あるのです。
また、そこまでの価格帯
じゃなくても、
ロレックスのような
100万単位の高級時計が
品切れで手に入らなかったり、
昔の日本の怪獣ソフビなどの
アンティーク商品が
数十万円で取引されたりなど
数年前の相場からは
何倍にも高とうしている
場合が出てきています。
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これらの原因は
さまざまありますが、
ここ数年のコロナ禍で
世界中の富裕層が
旅行やレジャー、外食などに
お金を使ってこなかったため
その反動として
高値でモノを買っていること。
そして、
各個人によって
モノやサービスに対する
価値観のバリエーションが増えて
今までだったら
常識的にも、相場的にも
そんな価格では
取引されなかったモノが
一気にプライスレス的に
なったこともあるでしょう。
ここ数年で出てきた
NFTなどは、その一例で、
本来は、
ただのデジタル画像や
イラストひとつに
数十万円のプライスが付く
なんていうのは、
昔の感覚でいけば
考えられなかったことです。
また、コンテンツビジネスで
何十万円もするサービスを
オーダーするのも
現代的な取引の
ひとつだと言えます。
ようは、
昔のソフビでも、NFTでも
デジタル講座であっても、
そのお客さまにとって
必要な価値があったり、
求めているモノや
サービスだったら、
価格の高い安いは
かつてほどは重要では
なくなっているのです。
逆に、
どんなに立派で内容のある
モノやサービスであっても、
お客さまから見て
興味がない、
価値がないものだったら、
たとえお買い得であっても
見向きもされないでしょう。
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今のビジネスでの手法として、
価値観が多様化した
お客さま相手に、
より満足度の高いモノや
サービスを
決して安売りではない
価格で提供することが
大きな成果をもたらす
結果につながります。
とくに、富裕層は
価値あるモノや
貴重なモノを
所有する満足感や
お金に換えがたい
心と気持ちの満足感を
つねに求めています。
新たに商売を始める人は
そのあたりのターゲットを
考えてみてもよいでしょう。
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