見出し画像

大阪~別府 弾丸フェリー(1/2) 大阪からのフェリー泊

この記事は2019年4月の旅行記です。
2020年4月現在、様々な交通機関やサービスが休業となっています。また各種外出自粛要請が出ています。
過去の記録として読んでお楽しみください。

フェリーさんふらわあ社が提供する関西-九州の格安フェリー往復プランがあります。その名は「弾丸フェリー」
思い切った名前のとおり、現地0泊、フェリー内2泊という強行往復スケジュールで、料金はなんと最安で10,000円!
※飲食費やオプション別、相部屋利用

2019年4月、1週間ほど関西に滞在していたので、行くならこの機会だ!とスケジュールにねじ込みました。

夜に大阪を出発、フェリーで一泊、早朝別府に到着。
その日の夕方また別府を出発、フェリーで一泊、翌朝大阪に帰港。

画像25

まさに弾丸とんぼがえりツアー!

幸いどこでも眠れる体質なので、この手の勢いのあるプランはとても魅力的です。あと安さ。

・九州
・船旅

この二つの欲求を満たすため、弾丸してきました。

大阪南港へ

電車を乗り継ぎ、梅田を経由して大阪南港へ向かいます。

画像1

初めて乗る路線、初めて見る景色、初めて踏む土地はいつもわくわくします。

画像2

Osaka Metro南港ポートタウン線は、ゆりかもめなどと同じ無人運転。

画像3

トレードセンター前駅から直結しているATC(アジア太平洋トレードセンター)を経由して、さんふらわあターミナルへと向かいます。

画像4

さんふらわあのシンボル、大きな太陽の看板。
カウンターで事前予約してある乗船チケットを発行してもらいます。

画像24

(席番号から個人情報バレたりしないか。笑)

弾丸フェリーのポスターがあちこちに掲示。

いよいよ乗船

乗船開始時間になったら、船までの長い長い渡り廊下を進みます。

画像6

画像7

画像8

とにかく目につく弾丸フェリー押し。

そして。

画像9

乗船しました!

船内案内

船らしいエントランス。

画像10

乗船のとき、制服を着た乗務員の皆さんがここに整列してお出迎えしてくれます。豪華客船とはいかないものの、船旅が始まる高揚感が増します。

一番安いコースにしたので、ツーリストという大部屋。もちろん女性専用ルームがあります。

画像12

まだ誰もいないうちに、部屋の撮影。
雑魚寝とまではいかないものの、仕切りのないフラットな床に並べられた布団1区画分が自分のスペースです。

画像13

通りがかりに扉やカーテンが開いていた他部屋を覗いた感じ、造りはどのツーリストルームも同じようでした。小さなお子様連れファミリー向けツーリストルームもあります。

もちろんベッドルームや個室もあります。

この先は追加料金を払えるお金持ちエリア。

画像14

貧乏旅行も楽しみの一つだから、いいんだもん。

船内の行ける場所を回ります。

飲食ができて自販機もある共有スペース。テレビも流れています。

画像15

電波が届きやすいという窓沿いの席は早いうちに陣取られていました。
右手に見えるカウンター席(目の前は壁)にはコンセントがついているので充電やPC作業ができます。船内Wi-Fiも飛んでいます。

食堂や売店の並ぶエリア。

画像16

画像17

壁に貼られた海図には、名所の通過時刻も書かれていました。
明石海峡大橋は20:15頃。これは見逃さないようにしなきゃ。

外もぐるっと探検して回ります。
ベンチが置かれていますが、風もあるのであまり人影は見えません。

画像11

何かあったらここから脱出らしいです。海の上だから何があるか分からないですしね。一応、救命胴衣や救命ボートの場所も確認したり。

そうこうしているうちに、出航しました。

さよなら大阪、また明後日。

明石海峡大橋の下をくぐり、夜は更ける

20時過ぎたころ「間もなく明石海峡大橋です」という船内アナウンスが流れました。

画像18

入浴を済ませて甲板に上がると、明石海峡大橋のイルミネーションが見えてきました。記念撮影の人影も多め。
これまで何度となく渡ってきた明石海峡大橋。いつも上から見ていた瀬戸内海とそこを渡る船、その船に今乗って橋を見上げている不思議。

橋はみるみる近付いて、遠ざかっていきました。けっこうな速度が出てるんだなと実感します。
スマホカメラなのでブレブレのひどい写真ばかり。(笑)

ちなみに瀬戸大橋は深夜0時近くの通過でした。

夜が更けると、一気に人影が消えます。

画像19

コンセントのある席で眠くなるまで書き物。

画像20

新しい旅の高揚感でこの日はなかなか眠くならず、旅の記録をつけたりネット見たりしていました。

そして就寝。
布団を敷いてみると、一人分のスペースは本当に狭い!

画像21

調べてみたら、横幅65センチって!
平日で両側が空いていたから良かったですが、もし満席だったら本当にすし詰め状態ですよね。寝返りが打てないどころか、寝息も届きそう。

朝日、そして九州の大地

船の朝は早くて、朝食バイキングは05:45~06:45。

画像23

前日の夕食は乗船前に大阪で済ませていたので、船の上での初食事です。
欲しいものが一通り揃った十分な内容。620円。

画像23

窓からは朝日と、九州の陸地が見えていました。

画像24

いよいよ九州、大分県別府市です。

(2/2)へ続く

------

この記事は2019年4月の旅行記です。
2020年4月現在、様々な交通機関やサービスが休業となっています。また各種外出自粛要請が出ています。
過去の記録として読んでお楽しみください。

【企画参加】
この記事はえみさんの #おうち旅行 企画に賛同しています。


スキやシェア、コメントはとても励みになります。ありがとうございます。いただいたサポートは取材や書籍等に使用します。これからも様々な体験を通して知見を広めます。