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京都・伏見稲荷大社~千本鳥居から続く赤い鳥居の道を登る

これは2019年11月の京都旅行記です。

赤い千本鳥居で有名な、京都の伏見稲荷大社に来ています。

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豪華な本殿。

その横を回り込むように、稲荷山に向かうルートへと向かいます。
目的は、赤い鳥居が並ぶ光景。

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由緒正しい狛狐。

赤い鳥居をいくつもくぐりながら登り階段進みます。

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その先に、赤く連なる鳥居が見えてきました。

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きた。

赤い鳥居は木造なので、建築された年代によって色合いや状態に違いがあるようです。

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ずらっと並ぶと圧巻。

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いよいよ、2列に並ぶ有名な千本鳥居にやってきました。
鳥居内は片道通行で、右側のルートを進みます。左側は戻るルートになります。

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2019年当時、平日に訪れてもこの人混み!
千本鳥居の鳥居はサイズが小さいので、手を伸ばせば天井に届きそう。

行列の歩みに合わせて進むと、鳥居を抜けました。

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伏見稲荷大社の奥社です。
ここもすごい人混み。(2019年11月当時)

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ここの絵馬は馬ではなく白狐。

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皆さん自由に顔を書き足していて面白い。

奥社の境内には「おもかる石」というものがあります。
願い事をして丸い石を持ち上げて、それが予測より軽かったら願いが叶うというもの。

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重いと感じるか軽いと感じるかは人に寄りますが、よいしょ、って感じで女性でも持ち上がる絶妙な重量です。
"ゼルダの伝説"の謎解き効果音が頭の中に流れました(笑)。

さて、ここで引き返す場合は、先ほど通ってきた千本鳥居のルートへ戻ります。

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さらに先のルートへ進む場合は、稲荷山方面へと登っていきます。

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ここから先はひたすら山の登り坂になります。

道中も、赤い鳥居が延々と連なります。

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分岐点「三叉路」に着きました。

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奥社の方からやってきたので、ここで左に向かうと本殿に戻ります。

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さらに先へ進むため、右へと進みます。

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人影も徐々にまばらになってきます。
赤い鳥居の写真も撮影しやすくなってきました。

道中、所々に祠が集まる稲荷塚も見られます。

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新池に突き当りました。

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熊鷹社があります。
ここは分岐ではなく、池に沿ってさらに先へと進みます。

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まだまだ続く赤い鳥居の参道。

分岐点「三ツ辻」です。

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ここもまた、左のルートで本殿に戻ることができます。

こうして分岐のたびに人が減っていき、体力や装備のある人がさらに先へと進みます。

ところで、私には登山の時のテーマソングがあります。

ディズニーのアニメーション映画『アナと雪の女王』で女王エルサが人前で魔法の力を見せてしまい、山へ去る際に歌う「Let It Go」。
前半のクライマックスシーンで流れる名曲です。

物悲しい雰囲気で始まる1番より、リズミカルに生き生きと自由に向かって歩み始める2番(1:27頃~)は歌詞と共に勇気が湧いてきます。

応援歌のように脳内で再生しつつ、山をずんずんと登っていくエルサの映像を頭に思い浮かべながら、自分も歩みを進めます。

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♪悩んで~たことが~嘘みたいね~

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♪だってもう自由よ~なんで~もでき~(ハァ)る~(ハァ)

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♪どこ~ま~で~やれるか~自分を試したぃ(ゼィ)の~(ゼィ、ハァ)

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♪そうよ~、か~わ~る、、の、、ょ~

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♪わた(ゴホッゴホッ)(まだ続く)

息一つ切らさないエルサの強靭な脚力を思い知ります。

少し開けた場所に着きました。

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ここから最後の階段を登ると、四ツ辻に到着です。

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ここは稲荷山の中でも設備が整った場所になっていて、京都南部の街並みが視界に広がります。

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気持ちいい~!!

売店には名物ひやしあめの看板。

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稲荷山の一つの拠点でもあるようで、ここで休息を取る観光客の姿が多数ありました。

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稲荷山を一周するルートもここから。紅葉が美しい。

せっかくここまで来たので山頂まで行きたいのは山々だったのですが(山だけに)、この日は残念ながら時間と装備が不足していたため、断念。
いつかまた来ます。

四ツ辻から少し登る田中社神蹟(荒神峰)にだけ立ち寄ってきました。

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ところで、私は大の手ぬぐい好きで、観光名所などに行った際は記念も兼ねて手ぬぐいを購入することが多いのですが、この田中社神蹟に向かう急坂の途中にある売店でまさに好みの手ぬぐいを発見しました。

一瞬で気に入った柄だったのですが、下にも土産物店はいくつも軒を連ねているため、同じものが他店にもあると思ってここではスルー。
その後どの店に立ち寄っても同じ手ぬぐいを発見することができず、今回の旅の一番の後悔となりました。

稲荷山巡りも含めて、きっとまた来ます。

帰路の山下り。

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赤い鳥居は一本一本が奉納されたもので、それぞれに建造年と名称が記載されています。
参道を埋め尽くすほどの数えきれない祈願が並ぶ道を味わいながら下ります。

分岐では登りと別ルートを取りました。

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行きとは違う景色を見ながら。

道中には神社や祠が点在しています。

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この山では最も必要とされそうな、足腰守護の神社!

平地でも紅葉の参道。

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伏見稲荷大社の正面に戻ってきました。

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だいぶ日が傾いてきています。
本殿を出発したのが11:55頃、正面にあるこの大鳥居まで戻ってきたのが14:10頃。
今回とったルートの所要時間はおよそ2時間です。

先に昼食を取っておいて正解でした。

稲荷山の山頂を巡る一周と、目的の手ぬぐいのため、脚力を鍛えてまた来ます。

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この日の朝に出かけた明治天皇陵では、階段上りハックを紹介しています。

この後、サントリー山崎蒸溜所に向かいました。

京都旅の参考に、良かったらご覧ください。

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