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信州から北陸への旅景色 #呑みながら書きました

私はいつでも遠くに行きたい。

その筆頭ともいえる北陸への車旅を呑みながらストリートビューでまとめます。べんりー。

まずは上信越自動車道。

信州から出るときに立ち寄ることの多い小布施PA。
お土産を買ったり、最初で最後の休憩になるかもしれないというつもりで食事を取ったりします。
準備万端で元気なら寄らずに行きます。

山間を抜けながら北へと進むと、信州の北の端に位置する信濃町。

このあたりは天気が良ければチラチラと見える黒姫山が見事。
ただ美しいだけではなく妖艶な不気味さを伴った雰囲気をまとっている山なのです。名前を見るだけでもぞくぞくしてしまう。
いつも遠くから眺めるだけでまだ行ったことはないので、そのうちいつか。

県境を越えて、新潟県に入ると妙高高原。

このあたりは一気に豪雪地帯。
信州も雪の多い地域だけど、気候そのものが違うのだと実感するのがここからの新潟県。妙高の大雪の記憶は信州暮らしにとっても比じゃない激しさ。
長年対面通行だったこともあって、合流と分岐を繰り返して渋滞の発生も多かった区間なので、完全片道2車線化してからは抜群の快適さです。
ただし先述のとおり冬期はあっというまに豪雪となり容赦なく通行止めになるので、並走する国道18号線も数えきれないほど走っています。遭難したら死ぬようなホワイトアウト雪原も、思い返すと美しい。

そして日本海。

上越ジャンクションに来ると、わぁきた日本海!ってなる。
いよいよ北陸道に入ります。

チラッとでも日本海が見えると「うーーみーーーー!!」ってなる。

(わき見運転は危険なのでやめましょう)

ここからは日本海岸に沿って北陸道を進みます。
糸魚川や親不知子不知海岸など、山が海際まで迫る難所とトンネルが続く道を縫うように進みます。

糸魚川ピアパークは、一般道沿いの道の駅ながら料金据え置きで高速道路からの立ち寄りOKな休憩スポットなのでオススメ。

波の高さもダイナミック、海にせり出した高速道路の景観もダイナミック!

北陸道の休憩ポイントはいくつもあって、それぞれ海鮮が美味しかったり北陸の土産物が充実していたりでオススメなんですが、個人的によく立ち寄るのは入善(にゅうぜん)PA。

トイレと簡単な売店しかないここ、立山連峰がすごくキレイに良く見えるんですよ。
北アルプスとして長野県側からもよく見えて、なぜか自分たちから見える風景は自分たちのものだと思ってしまいがちなのだけど、こちら側から見る美しさを見て育ったらこの風景と山々は誇りに思うだろうなと感じるくらいに、美しい景観なのです。

北陸新幹線は工事中から繰り返し見届けていて、完成してからのビュースポットの一つがここ!

宇奈月温泉駅!
高速道路と並走しているようでしていない新幹線の路線が最接近するうえ、駅舎がこんなにはっきり見えるポイントなので、毎回通るたびにチェックしちゃう。
いつかここも降りて、足で訪れてみたい場所。

富山県側の最後の地点、小矢部川。

ここを超えたら石川県なので、土地に対してというより高速道路を走るうえでの思い出深い地名です。
石川県側から信州に戻るときも最後の北陸地域サービスエリアなので、帰路に立ち寄ってお土産を買うポイントにもなっています。

ここから、山を越えると石川県に入ります。
大雪で通行止めになることもある険しい山道です。

最初のインターチェンジは森本。

ここは比較的新しいインターチェンジです。
自分は高速道路から見て能登方面に目的地があるので、今はここが最寄りとなりました。金沢市街地方面に向かう場合も、山側を走る国道159号線バイパスにアクセスしているため、渋滞しがちな市街地を迂回できる点が便利。

長年の最寄りインターは金沢東。

並走する国道8号線にアクセスしていて、以前はカーナビがしょっちゅう誤作動してたのが面倒だったの、精度の上がった今となっては懐かしい思い出。
金沢市街地は交通量が多いうえに右左折レーンで初見殺しの難しい分岐が多いので、ナビだけでなく経験が必要だなと行くたびに思います。

北陸は曇天が特徴で、大雪にも大雨にも繰り返し見舞われています。
晴れの信州で暮らしながらも、あの湿度としっとり空気感は特有の香りと光があって好きだなって毎回思います。

次はいつ行こうか。って、高速を見るたび、車のハンドルを握りながら今からでも乗って走って行きたい場所が北陸です。

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