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京都「清水寺」早朝訪問のすすめ

おはようございます。ケイです。

11月下旬、早朝6時の京都は夜明け前です。

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夜行バスを利用して、京の都にやってきました。

いつもなら、この時間はやることや居場所に困って、お店が開くまで時間を持て余すのですが、今回は絶対に行こうと決めていた場所がありました。

清水寺。

なんと参拝時間が朝6時からなのです。

京都を代表する観光地であり、しかも私は前回訪問した記憶があいまいなので、今回は直行することにしました。

まずは朝食

今回の目的は早朝清水寺なので、朝食は後回しでいっかと考えていました。

朝5時半から開店している八条口マクドナルドの行列を横目に、地下自由通路を経由して京都タワーのある中央口(烏丸口)を目指します。

通りすがりに発見したのが、早朝6時から開店している”つくもうどん”。

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夜行バス明けには嬉しい!しかもうどん!!
西日本に来たら一日一食ペースで食べるくらい大好きなうどん。

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しらすご飯セット。安くてうンまー!
ちょっと重かったので、次回はうどん単品でいいかも。

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入店時はまだ空いていましたが、このあと続々と人が入ってあっという間に満席に近い状態になりました。

ごちそうさまでした!

京都駅から清水寺までのルート(京都市バス)

京都市内は市バス路線が張り巡らされています。

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写真左がバスターミナル、右がバスの案内所。

今回の清水寺へは、最寄りの路線を通る京都市バス206系統を利用して、バス停からは徒歩でいくルートを取りました。
他に100系統も清水寺最寄りの路線を通るようです。

ちなみにバスの運賃は全系統「230円」です。※2019年現在
現金のほか、各種ICカードにも対応しています。モバイルSuicaは普通に使えました。
1日乗り放題券もあるようなので、市バスを何度も乗り降りする場合はそちらの方がお得かもしれません。

最寄りバス停は「五条坂」または「清水道」。
普通に案内されるのは「五条坂」ですが、私はその一つ先の停留所「清水道」で降りることにしました。

ええと、ここで白状しますが、数日に及ぶ京都滞在なのでそれなりの荷物です。45Lのスーツケースを引き、ノートPCの入ったバッグと肩掛けバッグを担いでいます。

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「まぁなんとかなるやろ」と、単独行動では割とよくやる勢いで重い荷物とともに坂を歩き始めて、舗装されているとはいえ延々と続く上り坂に「やっぱ無謀やった。。」と立ち止まり、振り返ると。

自分が歩いてきた清水道の坂の向こうに、朝日の差し始めた京都市街地が見えたのです。

その光景に感動してしまい、ここまで来たんだから、と再び清水寺に向かって歩み始めました。
(後述しますが、正直オススメはしません(笑))

清水寺に到着

ついたー!

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朝日が昇る直前の絶妙な空の色。

キレイ。

西門を経由して三重塔を回ります。


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鳥の声がして見上げると、まだ薄暗い空に月が見えます。

三重塔。

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裏手からは、京都市街地の方面が一望できました。

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高いところまできたなぁって思います。

本堂、清水の舞台(工事中)

ここから有料の本堂に進みます。
大人400円、小中学生200円。※2019年現在

ちなみに、受付の人に聞いてみましたが荷物預かり所はありません。
このあとも段差や起伏が続くので、身軽で来ることが一番です。

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見晴らしの良い通路を抜けて。

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本堂へ。

2019年11月現在、清水寺の本堂は改修工事中のため足場が組まれています。象徴的な清水の舞台も、木組みで覆われていました。

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少し視界の開けた場所から、周囲を広角撮影しました。

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左下に音羽の滝、正面に子安塔、右手に京都市街地。写真に入らなかったけれど、もう少し右には京都タワーも見えます。

先へ進みます。

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音羽の滝へは階段を降りるとすぐみたいですが、奥之院経由でぐるっと回ります。

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一面の紅葉!
本堂の舞台が工事中なのが残念ですが、絶景でした。

早朝なので、撮影スポットに人が少なくてゆっくり場所を決めてカメラを構えられるのが本当にいいです。
角度を変えてかなりの枚数を撮っています。

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毎年、年末に公開される「今年の漢字」は清水寺で発表されています。
応募してきました。今年は何になるかなー。

境内の紅葉を楽しむ

音羽の滝へ向かう道の途中に案内看板があったので、道を少し外れて階段を上ると、清水寺を一望できる場所につきました。

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清水寺の本堂から正面に見えた赤い塔「子安塔(こやすのとう)」の場所です。
通り抜けできないので人も少なく、穴場スポットかもしれません。

元の道に戻り、建物が連なる道から紅葉を見上げながら歩きます。

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本当に、改修が終わった清水の舞台をまた見に来たいです。

音羽の滝として流れる3筋の水は健康長寿のご利益があるとのこと。

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行列ができると聞きますが、早朝はこんなにゆとりがあります。
ちなみに水底に見える丸い部分は、ここで滝行をする用のものだそうです。

境内各所で紅葉が進んでいます。

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アテルイ(阿弖流為)、モレ(母禮)の碑。

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見上げると、真っ赤な紅葉に覆われる三重塔。

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日が昇るにつれて、山陰に隠れた清水寺全体が徐々に朝日を浴びてくる時間帯、本当に見事でした。

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一周して、清水寺の入り口へ。

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到着したときに比べて明らかに参拝客は増えています。
滞在時間は、写真を撮りながら回って1時間くらい。撮影の際に人が動くのをちょっと待つことはあっても、行列や順番待ちは一切ありませんでした。

お天気にも恵まれて、秋の清水寺を満喫できました。

帰りは五条坂を下ります。

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歩道のある2車線道路。
一方通行の細い清水道に比べたら一般道なので移動しやすそうですが、風情は清水道の方がありました。

大荷物について

清水寺とその周辺には荷物を預ける場所はないので、スーツケース等の大荷物は京都駅のコインロッカーや宿泊先などに預けていくのが正解です。
(荷物預かりサービスを行っているお店もあるみたいですが、対応時間帯や予約の有無など、詳細は事前に要調査です)

どうしても大荷物になる場合、他の方の通行や撮影の邪魔にならないように配慮が必要です。また坂道や階段が多く転んだり思いがけない事故にあうリスクもあるので、そのあたりも注意が必要です。

今回、目的地へ行く経路の途中で清水寺に行ったので、自分としては結果的に無理してでも行って良かったですが、上記の理由でオススメはできないです。
翌日の筋肉痛もひどかった(笑)

快適な行動は身軽が一番!

清水寺のまとめ

今回のルートをまとめます。

清水寺2

「清水道」バス停→清水寺(緑ルート)→清水寺境内(赤ルート)→「五条坂」バス停(青ルート)

どちらのバス停でも距離はそれほど変わりません。
バスのアナウンスでは「五条坂」を案内していたので、こちらが推奨かもしれません。個人的には「清水道」が雰囲気あって良い感じでした。
延々と坂道なのは同じです。

境内案内図はこちら。

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以上、これから清水寺に行かれる方の参考になれば幸いです。

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