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対面からまたオンラインに 後編 〈対面授業を行う必要性〉

※この記事は「対面からオンラインに 前編 〈それによる私自身の変化〉」の続きになります。

 私は3度目の緊急事態宣下での生活を送り、オンライン授業に慣れ、むしろオンラインの方が私には合っているのかなと気付きました。最近では、対面で授業を行う必要があるのかと思い始めてきています。勿論、アクティブラーニングや学生同士でコミュニケーションを必要とする授業の場合は除きます。これらは今のオンラインの環境だとあまり効率的ではありませんし、対面で行うことに意味があると思っています。今回はあくまで能動的な授業ではなく、受動的な授業を対面で行う必要性についてです。

 ここでは私が感じたオンライン授業のメリットについていくつか挙げたいと思います。一つ目は前編の記事で挙げたことと同様に、オンデマンドの授業だと動画なので、配信期限の間なら何回でも聞き直すことができることです。このメリットについては前編の記事に詳しく書いているため、ここでは割愛します。

 二つ目は、周りの環境に左右されずに受講できる点です。私は大学1回生の頃、私の興味のある授業ばかりを履修していたため、周りの友達と授業が被ることが少なかったです。そのため、一人で講義を受けることが多く、授業に集中したかったため、先生の近くの前の席に座って受けていました。しかし、それでも周りの人たちの会話が聞こえてくるとどうにも集中が途切れてしまいます。こういった会話の声は必要以上に耳に残り、先生の話の内容が頭に入ってこないことが多々ありました。オンラインだとこのようなことがないため、私にとってはとても助かっています。

 三つ目は、TPOをわきまえた上でWi-Fi環境さえあれば、どこでも受けることができます。これまでは、基本的に自宅で受けることがほとんどでしたが、気分転換がてらにWi-Fi環境が整ったカフェでワッフルとコーヒーを買って、一人席で講義動画を受けてみました。それがなんととても捗ったのです。

 今後、就活が始まって、就職先を探す際にコロナが終わった後でも、主にリモートでも行っている企業を視野に入れて探したいなと思っています。オンラインに移行したからこそ、自分探しにも繋がったのかなと思うと自分にはメリットではあったのかなと思いました。

著者:K.Y