ラクに吹きたい!!
上手い演奏家と私の一番大きな違いはどこにあるのか?
最近注目していることは、
楽器が響く邪魔をしているどうか。
リードが響くのを噛みすぎたりして響くのを止めていたり、
そもそも、身体いっぱい力んでいたりして
息の出たり入ったりがしにくい状態にしていたり。
(パユさんなんて吹いている時と、吹いていない時、
息を出し続けていること以外ほとんど一緒だもんなー。
動画見てると突然音楽が始まるみたいに聞こえる。)
音が響くことを邪魔していないことが一番の違いなんじゃないか。
(もちろん演奏テクニックや音楽的知識の違いも大きいですが)
なんだか上手い人って、すごくラクそうに演奏していませんか?
私もラクに吹きたい。
いつもやっていることの逆の吹き方でやってみました。
私はクラリネット吹いています。
いつもはマウスピースから息が漏れないようにちゃんと口を閉めて力を入れて固めて息を出す。ということをやっています。
(改めてどう吹いているか考えると、そっか、そう考えていたのか。と。)
なので、アンブシュアをゆるゆるにして吹いてみました。
リードがいつもより震えているのがわかります。音が広がりびやーっとした音になりました。意外と息は漏れない。へーって感じです。
ということは、閉じようとし過ぎていたんだな。
すごくいい感じ。ここから始まる感じ。
この震えすぎているリードをどうまとめるか、振動を出来るだけ邪魔することなくどうまとめるか、かな。それにすごくラクに吹けます。
だってちゃんとしようという意思がないんだから。
息を支えるとか、アンブシュアをととのえるとか。
いろいろやり過ぎていたんですね。ハイ。わかりました。
ここからがアレクサンダーテクニークの出番かな。
いつもの癖。やり方、習慣ってやめようと思えば直ぐにやめれるものではない。
意思を持って「やらない」選択をし続けることが必要です。
別のなにかをやるのではなくて、いつものことをやらない。
いつもやっている吹き方をやめて吹けるのか?やってみよ。
息を入れようとすると上半身に力を入れてしまう。これから。
自分が思う、吹く。をやめる。吹いてる気がしなくても、やってみる。
まず楽器なしで息を出してみる。
楽器がないのにやっぱり上半身に力が入る。
アップを思い続けて出してみる。
アップを忘れる。ここを練習だな。
息を出している間ずっとアップを思い続けれるように練習。
そうなんです。
なにか特別なことをしている時に出る癖って、
日常的に少なからずやっていることが多いんです。
と、今回はここまで。
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