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そういうもの

「そういうもの」だと思ってた。

これって考えないことができるようになる言葉なんですよね。
また養老さんの話からです。

いろいろあると思います。
「そういうもの」と思っているものって。
身体についてはどうでしょうか。

私たちって身体を忘れがちです。

痛みが起こるくらいにまでならないと、
身体が痛みとして発信するまでにならないと
わからないくらいに、身体のことを忘れています。

肩が凝るのは仕方ない
腰が痛くなるのも歳のせい
などなど、なんとなく受け入れてしまっているもの
ありませんか。それってホントなの。


生物っていらないと思ったものはどんどん省略していくんだそうです。
私たちが失いそうになっているものは、感覚です。

感覚を取り戻して
自分の身体を取り戻せる。

「そういうもの」って
疑うことすら難しくなっていることが多いです。
だって自分の中では常識なんですもの。
他人と比べてわかるかどうか、というくらい。


私たちの感覚は本当のことを教えてはくれていないかもしれない。

考えるということも実は身体を使ってでしかできない。
人間、出力は運動でしかできないんですから。


筋肉の動きとして翻訳された無意識を自覚する。
「そういうもの」が浮かび上がるかもしれません。

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