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だらけるとは違うんですよね。


身体にあるべき張りを持ったままで、
入れすぎている、もしくは
固めてしまって動けなくしている
力だけを抜く、これが
わたしがレッスン時に言う脱力です。

仕事から帰ってきてソファーに崩れ落ちる
なんて時の力の抜きかたとは違います。


わたしがトレーニング中の話です。
膝を固めていて膝のお皿が動かなかったんです。でも、
先生の膝のお皿を持ってフルフルさせると
もう気持ちがいいくらいに動くんです。

あ、これが力の抜けた状態なのか、と
びっくりしたものです。
わたしのお皿もあんなにフルフル動くお皿になっているのか?
まだまだ練習が必要ですね。

その時先生は長座の状態でしたので
立っている時とは違いますが、それでも
こんなに動くんだ!と
びっくりしたことは今でも覚えています。
今でも時々自分のお皿がどれくらい動くかってやりますものね。
それくらいの衝撃でした。

その先生は本当に動きがスッキリしていました。
目指す先生の一人です。
またレッスン受けたいなあ。


脱力って結構難しかったりします。
その部分に力を入れることが当たり前になっていると
余計に力を抜くのは難しい。
人によっては力を入れていることに気づいていないこともあります。

まずは力を入れていることをわかってもらうことから始めます。
わたしが言わなくても
自身でわかるようになってからが、
やっとその部分の力を抜くことができる準備ができた、
そんな感じです。

わたしもお皿が動かないくらいに力を入れていた
なんてことは少しも気づいていなかったですから。
お皿が動かない。じゃ、脱力しよう、って
そんな簡単にはできませんでした。

これはわたしの能力の問題かもしれませんが、
少ない経験から言わせてもらうと
みんなそんなには違いはないです。


わかりやすい例だと、
肩こりとかがわかりやすいかもしれません。

肩こりって、
自分で肩周辺に力を入れているから
筋肉が硬くなって血行が悪くなり、
それで凝ることが多いかもしれません。
専門外なのではっきりとしたことは言えませんが、
たぶんそうなんじゃないでしょうか。

力を入れているってわかっても、
すぐに肩の力を抜くってできますか?
たぶんできない。だから
マッサージや整体があるんです。

外から揉んだりしてもらって
血行を促すことで緩和させることができる。


自分で肩の力を脱力できたら。
そう思いませんか。

いつもやってることをやめるのって
時間がかかることです。時間はかかりますが
自分でやめることができます。
脱力できるようになります。

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