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卒業しよう。

ここnoteに書いていることは
スポーツだとルールを知ることだったり、
音楽だと楽典や和声だったりです。
楽典や和声もルールと言えばルールです。

ルールを知らずに始めると
野球だったら、ボールは打てますが、
「やったー!打てたー!」ってその場で
バンザイして、走り出さないかもしれません。

音楽なら楽器や和声を知っていると
演奏がより楽しかったりします。


これまでここに書いてきたことは
そんなルールのようなもの。
よりレッスンが進みやすくなりますし、
なにより、何が起こっているのかに
自覚的にレッスンを受けることができます。

何気なくレッスンと書いていますが、
アレクサンダーテクニークのレッスンは、
セミナーや施術などの受け身ではなく、
自分で考えて、技術や知識を得て、
何事かが上手くなるようにしていくものです。
教師が「やってあげる」ものではないんです。

だから、レッスンと呼ぶんですよねー。

何かのレッスンを受けたことがある方なら
わかるはずですが、
受け身のレッスンにあまり意味はありません。

初めから何がわからないかがわからない、
なんてわかっている人はいませんから、
だんだんと何をしているのかがわかってきます。
わかってくるというのは、やっぱり
自分で何事かを考えているからこそ。

正解の道である必要はありません。
間違った道を進んでいたら、
教師が間違ってますよと教えてくれるはずです。

アレクサンダーテクニークの
レッスンでは、どんどん
(生徒自身が)間違っていると思うことを
してもらうことがほとんでです。

あるいは自分のやっていたことを否定する。


初めの数回のレッスンでは、
なにがなんだかわからないかもしれません。
だんだん何をしているのかがわかってくると
もうしめたもので、
自分が何をしているのかや、
やろうとしてもできないことや、
やめると決めたのにまたやっちゃうとか、
私が言っていることがわかってくると思います。

ここまでくるとテクニックのコアなところです。

卒業に向かっての一歩を踏み出しています。

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