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コップの中の水

自分が変わることへの恐怖、不安は
人間の根源的なものなのかもしれない。

姿勢一つ取ってみても
頭ではいいとわかっていても変えることができない。

自分の中の常識で物事を判断してしまう。

その常識から外れたことをすることは
とんでもなく不安がともなう。

できることなら変わることなく
変わりたい。

昔から言われていることに、
水が満たされているコップに
新しい水を入れたければ
中に入っている水を捨てる必要がある。

言うは易しやるは難し。

コップの水のように自分の常識を
やすやすと捨てることはできません。
できる人はもうすでに何かの達人でしょう。

以前も書きましたが、
何かに優れている人は、言われたことを
自分の常識を置いておいて
やってみることができるそうです。
(師匠から聞いたことです)


最近まだまだだなあ、
もっと自分と向き合わないと、と思ったことがありまして。

自分の正しいと思うことや
自分がいいと思うことを
ついついやってしまっている。

その自分が正しいと思うことをやめたところに、
正しいことが起こるのにもかかわらずやってしまっている。

これに気づいた時、
師匠に言われたことの意味がわかりました。

「正しいと思うことをやるって最後まで残るよ。」


まだまだコップの水を捨てきれていないようです。

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