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原油先物の見通し

現在22年2月5日の原油価格は80ドル後半からおよそ90ドルで推移し依然上昇を続けている。
原因は米国の原油在庫の減少があり、新型コロナウィルスの影響が軽微であることを各国が予測。その影響で流通が増加し、タンカーやトラック、航空機による燃料消費、更にはOPECなど産油国の増産ペースが変わらないため(供給の停滞)需給バランスが偏ってきていると考えられる。
もちろん脱炭素(SDGs)に向けて需要が減少していく可能性が高いが、脱炭素が実現に向かう技術やエネルギーの転換にはもう少し時間がかかりそうである。
 

上記のため暫くは原油の需要は増加していくとみられ、直近では100ドルを目指し更にワクチン接種率の上昇や経口薬の開発により人の流れが加速し需要がさらに増加する。そうなれば原油価格は120ドル付近まで上昇すると予測する。
最近の中東の情勢ロシアとウクライナの軍事衝突の結果次第ではさらなる上昇が続く可能性が高いと言える。

このように原油の高騰が続けばスタグフレーションの可能性も出てくる。

キーワード
・新型コロナウイルス
・脱炭素社会(SDGs)
・エネルギー需給(エネルギー需要と生産国の供給余力の差)
・OPEC
・中東の産油国情勢
・ワクチン接種率
・ウクライナとロシアの軍事衝突
・米国原油在庫

この記事は社会や経済を知る目的として作成されたものであり、何らかの取引を誘引するものではありません。あくまで予測なので正確性・完全性を保障するものではありません。この記事に起因して閲覧者様及び第三者に損害が発生したとしても執筆者、この記事に関する第三者は一切の責任を負わないものとします。

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