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腹筋トレーニング(クランチ)の正しいやり方・ポイント・効果

クランチ系トレーニングで腹筋を鍛える方法と効果・ポイントをわかりやすく解説します。

腰痛や反り腰を改善したい方、お腹まわりを細くしたい方はぜひお試しください。

腹筋トレーニングの効果・メリット

クランチにより腹筋を鍛えることで、肉体面・精神面・美容面で、それぞれ以下のようなメリットがあります。

肉体的メリット
腹筋を鍛えると、体幹が強くなり、背骨が整い、血流が良くなり、内臓機能が向上して、以下の不調を解消することができます。
・腰痛の解消
・反り腰の改善
・冷え性の改善
・便秘、生理痛の改善
・慢性疲労、不眠の解消
・姿勢が良くなる
精神的メリット
腹筋を鍛えて身体が安定すると、精神的な安定も手に入り、以下のようなメリットが得られます。
・ストレスの解消
・イライラしづらくなる
・やる気がアップする
美容的メリット
腹筋を鍛えると、成長ホルモンが分泌され、代謝がアップし、内臓の機能が向上して、以下のようなメリットが得られます。
・ぽっこりお腹が凹む
・くびれができる
・お尻が小さくなる
・痩せやすくなる
・肌質が向上する

トレーニングはキツイですが、やっただけの効果があるので、ぜひ取り組んでみてください。

腹筋トレーニング(クランチ)のやり方4選

今回ご紹介するクランチのやり方は以下の4つ。

①クランチ
基本のクランチ(腹筋)。これで腹筋の基本をマスターしよう
②水平クランチ
よりインナー(腹横筋・腸腰筋)に効かせたい場合はコレ
③ツイストクランチ
ひねりを加えてウエストの引き締め&内臓機能のUPに
④バイシクルクランチ
ツイストクランチよりもインナー&太ももへの負荷が増し、全身の連動性もUPして疲れにくい体へ

それでは順に解説していきます。

①クランチのやり方

⑴仰向けに寝て、両膝を立てる
手のひらを下にして両手を床につき、脚を閉じ、腰を床につける(反らない)
⑵お腹をギューッと縮めるように肩を上げる
3秒かけて息を吐ききり上体を起こし、3秒かけて息を吸いきりゆっくり戻る

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【回数・セット数】
・10回、1セットから始める
【負荷を高めたい場合】
・回数を増やす(20回→30回→・・)
・セット数を増やす(2セット→3セット・・)

クランチのポイント

体を起こすとき
→腰・背中は浮かせない
→下腹部をギューッと縮める意識で
体を戻すとき
→お尻・お腹は締めたまま(力を抜かない)
胸式コア呼吸で行う
→吐くときはコア(お尻・下腹部)をギューッと締めるように吐き切る
→吸うときは胸郭(胸・肋骨・背中)を膨らませるように吸い切る(コアは締めたまま)

②水平クランチのやり方

⑴仰向けに寝て、両膝を立てる
手のひらを下にして両手を床につき、脚を閉じ、腰を床につける(反らない)
⑵お腹を縮めるように、脚と腕を上げる
・3秒かけて頭・肩を起こし、脚90度に、腕をおへその高さで水平に上げる
・3秒かけて息を吸いながらゆっくり戻る

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膝にボールを挟み、内転筋→骨盤底筋群→腹横筋を連動させるようにギューッと締めると、効果がUPする▼

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【回数・セット数】
・10回、1セットから始める
【負荷を高めたい場合】
・回数を増やす(20回→30回→・・)
・セット数を増やす(2セット→3セット・・)

水平クランチのポイント

体を起こすとき
→腰・背中は浮かせない
→下腹部をギューッと縮める意識で
体を戻すとき
→お尻・お腹は締めたまま(力を抜かない)
胸式コア呼吸で行う
→吐くときはコア(お尻・下腹部)をギューッと締めるように吐き切る
→吸うときは胸郭(胸・肋骨・背中)を膨らませるように吸い切る(コアは締めたまま)
股関節・膝・足首が90度になるように
3つの関節は連動しているので、それぞれを90度に曲げるといい

③ツイストクランチのやり方

⑴仰向けに寝て、両膝を立てる
両手を合わせて前に伸ばし、脚を閉じ、腰を床につける(反らない)
⑵お腹を縮めるように、体をひねり起こす
・3秒かけて息を吐きながら、頭・肩を浮かせるように捻る
・3秒かけて息を吸いながらゆっくり戻る
・左右交互に体を起こす

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膝にボールを挟み、内転筋→骨盤底筋群→腹横筋を連動させるようにギューッと締めると、効果UP▼

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【回数・セット数】
・10回、1セットから始める
【負荷を高めたい場合】
・回数を増やす(20回→30回→・・)
・セット数を増やす(2セット→3セット・・)

ツイストクランチのポイント

体を起こすとき
→腰・背中は浮かせない
→下腹部をギューッと縮める意識で
体を戻すとき
→お尻・お腹は締めたまま(力を抜かない)
胸式コア呼吸で行う
→吐くときはコア(お尻・下腹部)をギューッと締めるように吐き切る
→吸うときは胸郭(胸・肋骨・背中)を膨らませるように吸い切る(コアは締めたまま)
左に捻るときは左腹を、右に捻るときは右腹を縮める
→手を脚から離すようにしっかりと捻る意識をする

④バイシクルクランチのやり方

⑴仰向けに寝て、頭の後ろで手を組み、両膝を立てる
脚を閉じ、腰を床につける(反らない)
⑵左右交互に体を捻りながら、脚を曲げ伸ばしする
・体を左に捻るとき→左脚を深く曲げ、右脚は伸ばす(右肘を左膝につける)
・体を右に捻るとき→右脚を深く曲げ、左脚は伸ばす(左肘を右膝につける)

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【回数・セット数】
・10回、1セットから始める
【負荷を高めたい場合】
・回数を増やす(20回→30回→・・)
・セット数を増やす(2セット→3セット・・)

バイシクルクランチのポイント

体を起こすとき
→腰・背中は浮かせない
→下腹部をギューッと縮める意識で
体を戻すとき
→お尻・お腹は締めたまま(力を抜かない)
胸式コア呼吸で行う
→吐くときはコア(お尻・下腹部)をギューッと締めるように吐き切る
→吸うときは胸郭(胸・肋骨・背中)を膨らませるように吸い切る(コアは締めたまま)
左に捻るときは左腹を、右に捻るときは右腹を縮める
→肘と膝をつけるときは、肘はなるべく開いたまま、体を捻る動きでつける
曲げる脚は、なるべく深く曲げる
→股関節の前側を縮めるイメージ
伸ばす脚は、床スレスレまで下げると負荷が上がる

腹筋トレーニング前後にしたいケア

トレーニング前にリリースで体幹を緩めておくと、腹筋群を使いやすくなるため、
・トレーニングによる腰痛防止
・トレーニング効果の向上

といった効果が望めます。

また、トレーニング後にも体幹のストレッチをして、質のいい筋肉を作りましょう。

とくに行ってほしいのは、以下のリリースです。

腰後ろムービング(トレーニング前)▼

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腰仰向けストレッチ(トレーニング前)▼

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チャイルド&コブラストレッチ(トレーニング後)

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クランチ前後のケアで、質のいい筋肉をつけましょう。

【まとめ】
クランチでお腹を鍛える方法

腹筋トレーニング(クランチ)のやり方について簡単にまとめます。

①クランチ
仰向けになり、両膝を立て、上体を起こす(背中は浮かせないように)
②水平クランチ
クランチ+上体を起こす時に脚と膝を浮かせる
③ツイストクランチ
クランチ+上体を起こす時に体をひねる
④バイシクルクランチ
クランチ+上体を起こしたまま、対角の肘&膝を合わせるように、体を交互にひねる

これだけで腹筋をしっかり鍛えることができるので、ぜひお試しください。

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