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ようこそ!はじめてかわなのnoteをご覧になる方へ

はじめまして


こんにちは。
神奈川県川崎市で施術所(川名操体治療室)を開業している川名慶子です。

鍼灸師、あんま指圧マッサージ師です。
鍼灸と操体法という手技調整法をメインに施術を行っています。

臨床歴は約30年
渋谷千駄ヶ谷で、20年ほど開業してました。
2019年コロナ感染症拡大をきっかけに
自宅へ移転開業して現在に至ります。

セルフケアのアドバイスも積極的に行っています。
月に2回開催しているオンラインの骨盤底筋バランス体操セミナーは、
1年半ほど続いています。

対面で行うオフラインセミナーも
セラピスト向け、一般のかた向け色々行っています。

雑誌記事では、はじめての操体法
というセルフケアの記事を雑誌うかたまに連載して5年になります。

子どもは 娘が2人いますがいずれも独立して家を出ています。

趣味は園芸とお馬さんと触れあうことです。



還暦を過ぎた鍼灸師が婦人科検診で引っかかって考えたこと 実践したこと

noteでは骨盤底筋について色々発信していきたいと思っていますが、、
そもそも なぜ骨盤底筋なのか この辺のこと、わたしの体験を少し
お話したいと思います。

きっかけは 2021年に受けた人間ドックの検査結果でした。
人間ドッグの婦人科検診で再診をすすめる通知があったのです。

20210113検査表

過去にも
他の項目での再診通知を受けた経験がありいずれもその結果が陰性だったこともあったので
その時点では、あまり気にも止めていませんでした。

で、近所の婦人科を3か月後受診、再検査しました。
この時受けた検査は コルポスコープ下の組織診でした。この検査は再診時では標準の検査です。
しかし、当時よく分かっていないまま、詳しい説明も受けずに検査を受けた私は、結果そこそこ痛い経験をして、その医師に対して不信感を持ってしまいました。

そして、結果はふたたび陽性
期間をあけて経過観察 再度検査を受けるよういわれました。

痛みというのは、個人差がありますから、当時の自分のコンデショニンを今振り替えると膣周りの組織が 異形成を疑わせるような固い状態だったのかもしれません。
粘膜がそのような状態だと痛みに対する感受性も高くなる可能性がありますがら、

ただ、やはりデリケートなエリアを検査する医師からは、もう少し事前の検査に対する説明や心得など伝えてほしかったです(涙)

そして、3か月の間隔をあけて2度目の再診
もう近所の婦人科には行きたくなかったので、人間ドッグを受けた病院の外来を受診今度は女性医師を指定しました。

基本自分は、仕事のプロに性差を付けたくないですが、このデリケートゾーンの受診はなかなか割り切れないのが本音です。

で、結果は再再度陽性
で、この時点で医師にHPV検査をすすめられました。
子宮頚がんと一口にいってもいろいろな型のウイルスが関与しています。
その中でも高い確率でがん化するウイルスに特化した検査です。

予防的に行うと高い費用がかかりますが、
わたしの場合は、保健適応で受けることができました。

で、HPV検査は陰性
と、この時点で 期間をあけて次回の定期検査 人間ドック検査で様子をみることになりました。
やや疑わしい状態ではあるが、経過をみても状態が進行、悪化していないので急変するようなことはないので経過をみていきましょうということですね。
で、この時に医師にたずねました。

「この間 心がけたほうがいいこと、予防的な対策 生活の工夫などありますか?」

まあ、この時点で感染しちゃってたら予防もクソもないし
ワクチン打つ対象年齢でももうないし、
この質問も愚問といえば愚問なんですけど、
検査結果で不安要素だけ与えられて なんかやさいし言葉というか 救いのことばがほしかったんだと思います。
たぶん、あの時の自分は、

で、帰ってきた言葉は

「特に、有りません。」(きっぱり)

え?このまま ただ時のたつのを待つんですか?

再度いいますが、この質問は愚問でした、
西洋医学の思想の中で 予防や養生やセルフケア、などからだ全体を
捉えてコンディショニングするというような発想や体系はあまりまくて
こたえようがない質問だったんです。(というか会話が成り立ちにくい、、)

その時点で、思ったんです。
医師だけに頼れない
こういう時にこそ、自分が今まで培ってきた知識やスキルが役に立つ
東洋医学、民間療法、療術の手立てで対策を考えよう。

でも、これからの医療に期待されるスタイルとして
西洋医学と東洋医学の協調 自然気候風土にあった養生法など多角的な
アプローチのなかからヒトの健康を捉えていけたらいいですよね!

2019年WHOの国際疾病分類第11改訂第26章伝統医学分類がリリースされたと報じられています。世界の時流も段々その流れになっていると思っています。

国際疾病分類第11改訂第26章伝統医学分類がリリースされた。これまでと,これから 2019 年
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kampomed/70/2/70_167/_article/-char/ja/


そこから
いろいろ関連書籍を集めて
自分で組み立てたセルフケアをはじめました。
オイルよる膣、会陰部のマッサージと保湿
骨盤底筋トレーニング
操体法によるコンディショニング(操体法についても後日お話します)
スモークフリー骨盤底筋温灸(これも後日 ご説明しますね)
などです。


そして、改めて1年後の人間ドッグの検診の結果は、、
検査は陰性

20220318検査表

わたしのようなケースの多くが自然に緩解するとの情報はありましたから
ある程度この結果は予想通りでした。
ただ半年あまりで変化があったのは通常よりはやいのではないでしょうか?


【子宮頸部異形成の治療方針】帝京大学医学部付属 溝口病院 産婦人科 サイトより引用
子宮頸部異形成とは
異形成とは「がん」と「正常」の中間の状態です。子宮頸部異形成には3段階あり 軽度異形成(CIN1)  中等度異形成(CIN2) 高度異形成(CIN3)に分かれます。高度異形成(CIN3)は子宮頸がんの一歩手前の状態です。
細胞診に異常が認められた方は後述するコルポスコープ検査を受ける必要があります。そこで組織診を行い、確定診断を行います。
子宮頸がんであればすぐに治療が必要です。
しかし、子宮頸部異形成は「がんの何歩か手前」の状態ではあっても治療の必要がないことが多いです。
なぜならば大多数の方の子宮頸部異形成は何も治療を行わなくても自然に治ってしまうからです(ただし数年の時間かかることが多いです)。しかし、どの方が高度異形成や子宮頸がんに進行するかまでは現在の診断技術ではわかりません。
軽度異形成(CIN1) 中等度異形成(CIN2)と診断された方は3~6ヶ月毎の定期健診が必要になります。
   http://tmog.umin.jp/CIN.html

不安の中で模索 ケアを半年継続し約1年後の検診で陰性
たった1例のケースですが、
これは事実です。
もちろん、これからもケアを継続して
もっと施術所での臨床メニューの組み立て内容を更新、進化させたいと思います。


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骨盤底筋ケアの重要性を知る

そんな体験をとおして 単に子宮頸部や膣周りだけでなく
骨盤底筋のコンディショニングというのがとても大切なことだと
分かってきました。
ただ、骨盤底筋関連について
自分に知識がまずありませんでした。

このエリアついては、鍼灸など医療系の養成学校でも特に詳しく習わないところです。
そこで、集中的に体系的に骨盤底筋を学ぶために尿失禁ケアセラピスト養成コースを受講しました。講師の半田瞳先生は、日本で数少ない筋膜マニュピレーションのスペシャリストであり
ウイメンズヘルス関連の論文も多くかかれている理学療法士です。多くの新しい知見を惜しげもなく紹介していただき大変実りのある講座でした。

セミナー画像
尿失禁ケアセラピスト養成コース 修了しました!半田瞳先生とのツーショット!

講座の中でもトピックスはエコー機器を使った実技講習でした。
骨盤底筋の実際の動きは評価というのはなかなかわかりにくいところです。
そこで、エコーにより膀胱の動きを介して確認 クライアントさんと情報を共有するわけです。

尿失禁ケアセラピスト養成コース
https://peraichi.com/landing_pages/view/uic-information/


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では、実際の川名操体治療室の活動をご紹介します。

骨盤底筋ケアメニューのご紹介

エコー使用動画

・カウンセリング
  尿漏れ 頻尿 産後のトラブル 更年期のトラブル 腰痛 頭痛 
    骨盤底筋に関連したお悩みについて
  じっくりお話を伺います

・エコーによる骨盤底筋の動きの観察、指導、評価
   わかりにくいご自身の骨盤底筋の動きをエコーを使って実際に観察してい     ただき 調整後の変化も評価します
   課題や目標、ケアプランなどご提案します。

・鍼 
    鍼灸の調整法は様々ですが、筋膜調整として特に有効な微弱電流を使用し      た電気鍼をお勧めしています。

・お灸 (スモークフリー骨盤底温灸)


煙の少ない炭化処理した棒灸をつかった温灸をお勧めしています。
座って腰の下からお灸で温めるメニューはなかなか他では体験できない
気持ちのよいメニューです。スチームの足湯と併用します。

・手技療法 


操体法をメインに ご自身の動きをつかったソフトな施術で骨盤底筋に関連のある体幹、四肢のバランス調整をしていきます。
日常で気をつけたい動作や姿勢の指導やセルフケアのアドバイスも行います。

継続してしっかりケア


【リピーター限定】骨盤底筋機能改善プログラム3か月サポートコース 不調な方に寄り添って 3か月間継続してサポートするコースです。トレーニング指導も行います。

 不調な方に寄り添って 3か月間継続してサポートするコースです。トレーニング指導も行います。

セミナー


オンラインセミナー  毎月2回<骨盤底筋バランス体操セミナー>開催しています 継続参加でモチベーションをキープ みんなで元気になりましょう! 。
・ オフラインセミナー
 一般向け 
  自分だけでなく ご家族 お子さん
  ご友人のケアにも役だてましょう
 セラピスト向け
  今あるメニューに付加価値を付けてみませんか?



noteでやっていくこと

ここまでお読みいただきましてありがとうございます!

noteでは、
・からだを出来るだけ全体でとらえ、骨盤底筋を要としたセルフケアのメニューをご紹介、分かりやすく動画を交えて解説していきます。

・セミナーや施術所で行っているケアの様子をレポートしていきます。

骨盤底筋が健康のキーワードとして
広く認知されるように
良質な情報を提供
有益な情報を提供
お辛い症状の改善のお手伝い
自立へのサポート
となるようなページを作っていきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

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