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青春時代に出会った音楽最強説

邦楽ロックの世界にどっぷりハマり始めたのが2014年。ちょうど10年前。

高校に入学して楽器の経験も皆無、音楽センスなんてありもしないのにバンドの音楽を聴くのが好きなだけという理由だけで軽音楽部に即入部。

スマホを手に入れたのも高校入学とほぼ同時。
ネットの世界に入り込んだのも2014年。
自分と音楽の趣味が合う友達が欲しくてTwitterで邦ロックの趣味アカウントを作成。
ライブハウスにも足繁く通うようになった。

軽音楽部の活動やSNSを通して初めて出会うバンド、好きなバンドが手の中に収まりきらないくらいいつの間にか増えていた。

これから売れそうな若手のバンドはYouTubeに飛んでMVをすぐさまチェック。
それで気に入ったバンドのライブスケジュールを確認して直近のチケットを即購入するなど。

16〜18歳の僕はとにかくインディーズや若手のバンドを開拓することに夢中だった。

そして10年後、26歳の今。

若手や駆け出しのバンドのこと全っ然分からない。笑

2024年時点で高校生の子達が好きなバンドや所謂「日タグ」(邦ロック界隈では一度は目にする単語)に書かれているバンドのこと知らなすぎて自分も歳取っちゃったなって思う今日この頃。笑

今の20代バンドやインディーズで良い音楽や良いライブをするバンドがいるのは勿論わかる。
現に今の高校生や大学生が支持したりチケ代払ってライブにも通ってる訳だし。

同世代なら分かってくれるかもしれないけど、

結局青春時代に出会った音楽が自分の中では最強なんだよねって話。笑

未だに学生時代に頃出会った音楽ばかり聴いちゃうし、ライブに行きたいな〜って感じるのもやっぱり当時聴いてたバンドになっちゃうんだよね。

今思えば、当時高校生だった頃の僕から見た20代後半くらいの邦ロック好きお兄さんお姉さんたちも、若手のバンドやインディーズバンドよりも彼らが青春時代に好きだった音楽の話ばっかりしてた気がする。笑

まさに今僕もそのお兄さんお姉さんたちと同じ境遇になってるから面白いな〜って思ってこの話したくなった。笑

年齢だけじゃなくて環境が変わるのも大きいのかもしれないけど。
僕の場合自分で音楽作ったりプレイする側になったりしてるし。
他にも高校時代は邦ロック大好き!みたいな子が大学生や社会人になってからKーPOPが好き!とか趣味が変わる人も全然いたし。

新しく好きな音楽やバンドを開拓しなくなったことが、悪い事だとは思わないけど自分歳とっちゃったんだな〜って少し悲しくも思っちゃった。笑

でも言い方を変えれば、自分は学生時代に10年先も好きでいられる音楽に出会ってたんだと思うと素敵な出会いばかりの10代を過ごしてたんだなって思う。

僕がこの世で1番愛してるバンドの曲に、
「初めてみたいにドキドキさせて」という歌詞がある。
なんでこんなにも自分の考えてることをまるで分かってるかのように歌詞に書いて曲に乗せて歌ってくれるんだろう。

やっぱり青春時代に出会ったクリープハイプの音楽が僕にとっては最強なんだよね

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