読書ノート『Clean Architecture』その6:詳細

Ⅵ章の内容。

Ⅴ章の内容に比べるとページ数も内容もあまり多くはない。

内容的には下層のコンポーネントとして実装すべき内容であるが、その中でも上位コンポーネントに配置されてしまいがちな以下の3つを取り上げている。

・データベース
・WEB
・フレームワーク

よほど辛酸をなめさせられたのかかなり強く協調して書いてある。

これらは自分が設計をする上でもビジネスロジックから切り離そうとしているが、しばしば議論になるところではある。

特に厄介なのがフレームワーク信仰で、まずフレームワーク有りきで話が始まったり、フレームワークの決定を急かされたりするが、何処も同じようなもののようだ。

自分はフレームワークの導入には消極的なスタンスで、入れたいならあとから入れればいいと思っている。

本書を読む限りビジネスロジックとの密結合を避ける意味ではむしろ最初は導入しないほうが良いかもしれないなとも思った。

詳細としてのフレームワークであればあとから取り付けられるし、そのような設計であればフレームワークのEOLで慌てふためくこともないからだ。

おわり

これにて本書は読了である。

長かったので6回に分けて書いたが、本書を通して述べられていることというのは原理原則の繰り返しである。

なので総まとめを別途行いたい。

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