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成功を狙うなら、プロジェクトには名前を付けろ!

私が新規事業開発や商品企画の
プロジェクトをサポートするとき

必ず「プロジェクト名をつけましょう!」
とお伝えしています。

理由はたくさんありますが、大きく2つ、

1)親しみやすくなる
2)想いが伝わる

があります。


では、具体的にお話していきましょう。

◇1)親しみやすくなる ◇


プロジェクトは、いろいろな関係者を巻き込んで、
味方にしていかなければなりません。

名前が無いプロジェクト、
たとえばヘルスケアの開発プロジェクトなら
「ヘルスケア 新規事業開発プロジェクト」
のようなわかりにくい名称より

呼びやすい
「(ヘルスケア商品の愛称やプロジェクトチームの名称)プロジェクト」
の方が親しみやすいですよね。

親しみやすいと愛着もわいてきませんか?

プロジェクト名をたくさん呼んでもらって親しんでもらい、
どんどん愛着を持つ仲間を増やしてきましょう。

◇2)想いが伝わる ◇


想いが伝わるのは
プロジェクト名を通して自分の想いを伝えられるからです。

いろいろなプロジェクト名の付け方がありますが、
協力者を増やしていきたい場合や、
外部パートナーを開拓していく必要があるときは、
想いがこもったプロジェクト名をつけると効果的です。

想いがこもっていることにより
さらに協力者や外部パートナーが増えていくことでしょう。

メンバーで議論して、
ぜひ想いのこもったプロジェクト名をつけてください。

◇親しみやすいプロジェクト名が人を繋ぐ◇


私の経験では
過去に医療へAI活用のプロジェクトをした際、
仲間を増やしたい、想いを伝えたいと思ったため、
親しみを持ってもらえるよう「HAISOプロジェクト」と
名付けたことがあります。

すると
最初は「HAISO?ハイソ?」と失笑する同僚もいましたが、
「なに?面白そうなことしているね」
「HAISO、進捗どう?」と
だんだんと声をかけてくれる仲間が社内に増えていったのです。

HAISOには2つの意味があって

ひとつは
「ヘルスケアとソニーをAIでつなぐ」
(Health + AI + SOny = HAISO)という意味があります。

プロジェクト紹介のプレゼンでは表紙で
「HAISOプロジェクト、ヘルスケアとソニーをAIでつなぐ
という想いでつけたプロジェクト名です!」というと、
皆さん忘れずに覚えてくださいました。

もうひとつは、
医療コンサルティング会社 ハイズ(株)さんとの
コラボレーションプロジェクトでもあったので、
ハイズとソニーで、「HAISOプロジェクト」としたのです。

ハイズ(株)さんの中には、
お医者さんをしながら、
コンサルティング活動をされている方もおられたので、
仲間意識が高まるこのプロジェクト名をとても喜んでくれました。

実は理由はもう一つあって、
私が大学時代に入っていたジャズビッグバンド
「ハイソサエティオーケストラ」
略して 「ハイソ」
にもちなんでつけました。(笑)
これはメンバーは知らない私だけの裏の意味づけです。


その他にも
スコットランドの会社と共同で進めたプロジェクトのときは、
「BOWMORE プロジェクト」
と名付けました。
そうです。
BOWMOREは有名なシングルモルトウイスキーの名前です。

スコットランドの会社のメンバーが
Kick-offミーティングのために
日本に初めて来てくれた時に
夜いっしょにショットバーに行き、
BOWMOREで乾杯した日を懐かしく思い出します。

彼らもスコットランドにちなんだプロジェクト名で
モチベーション高く、がんばってくれました。

次のモデルは
「マッカランプロジェクト」
その次は
「ラフロイグプロジェクト」
とシングルモルトウィスキーのシリーズで
プロジェクト名をつけよう と決めていたのですが、
「BOWMORE」のみで終わってしまい、残念でした。(涙)

皆さんも、新規事業開発や商品企画を始めるときには、
ぜひ想いのこもったプロジェクト名をつけてください。
きっと良い仲間が集まり、
後に振り返った時、
素晴らしい人生の思い出の1つとなるのではないでしょうか。

プロジェクトの雰囲気を良くしたり、
アイデアを活発に出す上でもコーチングは役立ちます。
新商品開発のコーチング白神メソッドをぜひ一度、お試しください。

では、今夜は久しぶりにBOWMOREでグラスを傾けたいと思います。

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