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新規事業は経験がないからこそトライしよう!

先日、ある企業さんから
新規事業についての相談を受けました。

「新規事業開発を進めたいのですが、全く経験がありません。
我々にもできるでしょうか?」

というもの。
よくあるご相談です。

新規事業は企業にとってトライする価値があります。

今回は新規事業について考えてみます。


|新規事業にトライするメリット


新規事業を始めたいが、未経験なのでできるかどうかわからない
というご相談に対して
私はいつも次のようにお伝えしています。

「経験がないからこそトライしてみた方がいいですよ。
仮にうまくいかなかったとしても、
会社にも個人にも必ず貴重な経験になります。」


自社の既存事業が未来永劫継続するという
企業は少ないでしょう。

特に製造業の場合は
技術や強みは間違いなく陳腐化し
それに伴い事業内容も変化していきます。

サービス業でもほとんどの場合同じでしょう。

新規事業開発できる能力をつけておかないと
企業は存続できません。

新規事業にトライすることは個人にも企業にも
非常に貴重な経験になります。

だからこそ、新規事業はトライする価値があるのです。


|未経験でも新規事業にトライした方がよいワケ


新規事業開発というと経験のない方にとっては
とてもハードルが高い
と思われるかもしれません。

しかし、いきなりスーパーな新規事業が生まれなくても
小さくトライしておくことに意味があります。

小さなトライがその後の大きな体験につながるからです。

リスクさえしっかり見ておけば
最悪失敗したとしても
そこまでの経験が次に必ずつながります。

あとはできるまで何度かトライすれば
必ず何かが立ち上がります。


先述の企業さんも設立当初の事業は新規事業だったはずです。
失敗を繰り返しながらトライしてここまで来ているわけです。

|新規事業開発の2つのステップ


新規事業開発には2つのステップがあります。

・使えそうなアイデアを生み出す
    0→1(ゼロイチ)

・そのアイデアを上市させる(マーケットリリース)
   1→10(イチジュウ)


特にイチジュウのステップでは
誰にも正解が分からないことを推進し
いろいろな関係者を巻き込み
社外、社内を説得し
壁を乗り越え立ち上げていかなければなりません。

なかなかできる経験ではないですよね。

|新規事業経験は役に立つ


新規事業の経験は企業にとってはもちろん
個人にとっても大きな経験になります。

私自身、前職のソニーで新規事業を経験したことが
その他のさまざまな業務にも役立ちました。
さらには独立起業にも大いに役立ちました。

ひとつだけ大事なことは
やりたいかどうか
です。

新規事業の仕事は残念ながら"やらされ感"では進みません。

企業さんからの相談のときも必ず
「で、ご本人はやりたいですか?」
と尋ねます。

「はい、やりたいです!」
と返事があったときはもう大丈夫です。
絶対にやってみた方がいいです。

ということで、
新規事業は経験がないからこそ
ぜひトライしてみてください。

とは言え、進め方にはコツがあります。

周りに全く経験者がいない場合は
社内や社外から経験あるメンターを
つけた方が確実に安心して進めることができるでしょう。


最後までお読みいただきありがとうございました。


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