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はじめての新規事業開発~知識より経験が大切~#163

新規事業開発のセミナー講師として登壇している身で
こう言うのもなんですが、
新規事業開発は
「知識よりも経験が重要だ」
と私は考えています。

今まで多くの新規事業開発に関わってきた経験から
そうお伝えするのですが、
今回はそれをふまえて
新規事業開発を始める最初の一歩として
3つのアプローチの仕方をお伝えします。


|新規事業開発は知識よりも経験が重要


新規事業開発のプロセスや進め方について
書籍やYouTube、セミナーなどでたくさんの知識を習得していても
なかなか実践に移せないことは少なくありません。

もちろん行動するためには知識が必要です。
全く知識がなければ何をしてよいのかが分からず、
行動に結びついていきません。

ただし知識を詰め込んでも実際に進められなければ意味がありません。

新規事業開発は
“知識よりも経験"
だと私は思っています。

セミナーでもそのようにお伝えしています。

新規事業開発の場合、特に重要なのは「実際に進めてみること」です。

つまり、実際に経験してみるということに尽きると思います。

|はじめての新規事業開発ー3つのアプローチ


新規事業開発が全く初めての場合(経験がない場合)は
以下の3パターンで進めることをお勧めします。

1. 書籍、YouTube、セミナーで得たことを試してみる
2. 社内の経験者のサポートを仰ぐ
3. 外部の経験者のサポートを仰ぐ


それぞれについて詳しく見ていきましょう。

1. 書籍、YouTube、セミナーで得たことを試してみる

サポートがなくても、
書籍やYouTube、セミナーなどでプロセスを学ぶことはできます。

学んだらとにかくやってみることをお勧めします。
そのとき、かかる費用や他への影響など、リスクだけは事前に確認しておいてください。

やってみてうまく行けば次のステップに進めばよいですし
仮にうまく行かない場合は
プロセスを見直したり、レビューして再トライすれば大丈夫です。

やってみることで初めて様子が分かり、状況が把握できます。
ぜひ、小さなことから始めてみてください。
「経験」してみることが大事です。

2. 社内の経験者のサポートを仰ぐ

書籍やYouTube、セミナーなどでプロセスは学べても
具体的にどのように進めればよいか分からないことも多いですよね。

そのようなときは
まずは社内で経験のある人にサポートを仰ぎましょう。

経験ある人に相談しながら取り組むことで、安心して進めることができます。
また判断も確実に早くなるはずです。

ただし、うまくいくかはやってみないと分からないのが新規事業です。
うまく行ったらその人に報告、感謝しましょう。

もしうまく行かなかったとしても、責任は自分たちにあります。
その人に報告し、また支援を仰ぎながらチャレンジしましょう。

こうして少しずつ進めていくことで
次は自分たちが経験者になります。

ぜひ次の人をサポートしてあげてください。

3. 外部の経験者のサポートを仰ぐ

新規事業開発の経験者が社内にいない場合
1のように自分たちで進めることは可能です。

ただ、最初の一歩が出ない場合は
外部の経験者のサポートを仰いでみてください。

費用はかかりますが
いつまでたっても前進できなかったり、
不安な気持ちのまま進めるよりは
はるかに安心して進むことができます。

|プロジェクトの伴走支援とは


私の仕事は、この
「3.外部の経験者のサポート」を提供する
外部からのプロジェクト伴走支援になります。

例えば外部にヒアリングをする場合
最初は全くどのように進めてよいのか分からなくても
一度経験するとあとはその繰り返しになるので
2回目からはどんどん進められるようになります。

その最初の一歩を踏み出すのを外部から支援します。

小さい活動自体は
うまく行ったり行かないこともありますが、
どのチームも確実に前に進んでいきます。

これが経験になり、あとは自分たちで自走できるようになります。

|行動と経験


スポーツや私の趣味である楽器の演奏なども同じですよね。

書籍やYouTubeなどでやり方を理解しても
実際にやってみないと本当のところは分かりません。

新規事業開発は、
とにかく「行動と経験」が重要です。

まずは最初の一歩を踏み出し
小さくても実際に進めてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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