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映画「夜は短し歩けよ乙女」

京都を舞台にした森見登美彦さんの小説「夜は短し歩けよ乙女」。昨年春にアニメ映画化されたものを観ました。劇場まで観に行こうと思っていたのに結局今になってしまった…。

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時代と空間を超えてご縁がひょいひょい繋がっていく様が、現代版おとぎ草子といった風。そしてその舞台に京都はぴったりだと、画でみてあらためて思うのでした。

森見さんの文語体で進む奇想天外な小説と、ヨーロッパ企画の演劇がうまい具合に組み合わさって、大学生特有のわけのわからなさが存分に発揮されていたよ。特に秋の文化祭は面白かったです。

この小説を読んだのは10年近く前なのだけれど、当時はなかったスマホ、ライン、アイパッド、ドローンなどなどが劇中に登場。それが違和感なく装置としての役割を果たしていたのが印象的でした。上手く現在に置き換えてるなと感心すると同時に、10年という時の長さを実感し心が痛かった…。


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