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ADHDの原因と対策

皆さんおはようございます!
整体院「感喜」の金子です!
 
 
ADHAと言われているお子さまの親御さんの中にはなかなか落ち着きが見られないので外出する時にうるさくして周りに迷惑をかけないかな?とか、何か出し物をする時にみんなと同じことができるかな?などを心配することがあると思います。
 
 
しかし、お子様も好きでうるさくしたりみんなと同じことわしないわけではないのです、必ずそれをしたくない理由があり原因があります。
 
 
では何がその原因なのか?
 
ノルエピネフリンの影響
 
ADHDの原因に過剰なノルエピネフリン産生があります。
ではノルエピネフリンが作られすぎてしまう原因とはなんなのか?
 
・BHMT8やCOMT、AHCYと呼ばれるメチレーション回路内の酵素の遺伝子変異やストレス、高たんぱく食、過剰な硫黄食品の摂取、カンジダや連鎖球菌、マイコプラズマなどへの感染(腸内細菌の問題)などが考えられます。
 
上記でも分かるようにお子さんの中には遺伝的にノルエピネフリンが作られやすい子がいるわけです。この場合は【メチレーション関連遺伝子検査】と呼ばれる遺伝子の変異の状態を確認してBHNT、COMT、AHCYと言った遺伝子変異に対してサポートすることが必要になってきます。
 
 
そしてこの遺伝子変異に対してサポートできるのは遺伝子栄養療法、Amy Yaskoプロトコルしかないのが現状です。
 
 
しかし、遺伝子変異に対してサポートできなくてもできることがあります。
その中でも重要なのが高たんぱく食や硫黄を含む食品を控えることです。
硫黄はブロッコリーやニンニク、玉ねぎは多くの硫黄が含まれています。
硫黄を多く含む食品やり高たんぱく食をするとノルエピネフリンが増加しやすくなるので1度2週間から4週間をこれらの食品を控えてみてください。
 
 
また腸内細菌の問題にはGI-360という検査をして腸内の状態を確認し、その検査で出てきた細菌やウィルスに対して有効なサプリメントなどを使用していく必要がありますが、
しかし、その前に腸内細菌の問題を起こしてしまう原因を取り除くことが必要になります。
 
 
では腸内細菌の問題を起こす原因とはなにか?
・農薬がかかった野菜や果物や食品添加物、砂糖の摂取、抗生物質の乱用(よく風邪を引いて病院行くと処方されるやつですね)、鉄のサプリメントの使用があります。
 
 
農薬や食品添加物は腸内細菌叢のバランスを崩し、砂糖はカンジダなどの真菌類の増殖の原因なります。
 
 
抗生物質は腸内細菌をすべて殺してしまいますが、使い続けると耐性菌ができてしまい、腸内細菌叢の種類が少なくなり、さらに体に悪影響を与える細菌が住み着くようになります。
 
 
鉄のサプリメントは細菌のコロニー形成を促してしまうため細菌をデトックスしようとしてもなかなかできないようになってしまいます。
 
 
ADHDに関係するCOMTについて
 
 
COMTはノルエピネフリンをエピネフリンに代謝するために必要な酵素になりますが、このCOMTは遺伝子変異がない場合でもその活動性が制限される可能性があります。
 
 
ではCOMT働きを制限してしまう原因とはなにか?
 
それは酸化ストレスです。
 
COMTはリチウムというミネラルの助けを借りてノルエピネフリンをエピネフリンに代謝しますがリチウムは別の物質の働きもあります。
 
 
それは【チオレドキシン】というものです。
このチオレドキシンは細胞内の抗酸化をしてくれるものです。
なので酸化ストレスが強くなるとチオレドキシンの必要性が高まるのでリチウムはCOMTの働きをサポートしにくくなります。
 
 
つまり抗酸化対策をしないとリチウムがCOMTの働きをサポートできないということです。
では抗酸化をするためにはどうすればよいのか?
 
 
・過剰に精製炭水化物を摂取しない。
・高たんぱく食をしない。
・鉄のサプリメントを使わない。
・ストレスになるような環境をなくす。
・硫黄を含んだ食物を摂り過ぎない。
・硫黄を含んだサプリメントを使用しない。
・砂糖類を食べない
 
ADHDの原因と似ていますね。
 
 
まず過剰な炭水化物についてですが、人は吸収したブドウ糖が余りすぎるとタンパク質や脂肪と合体します。この合体したものを終末糖化産物(AGEs)といいます。そしてこの終末糖化産物は酸化ストレスの原因になります。
 
 
また硫黄が多い食品の摂取や高たんぱく食をすると硫黄転移系というタンパク質を代謝していく回路が活性化してしまいアンモニアがたくさん作られます。
このアンモニアは脳のバリアである血液脳関門を通過してしまうためアンモニアが過剰にあると昏睡状態になったり、手が震えたり、パニック発作、過呼吸になったりします。
 
 
そしてアンモニアを解毒にはBH4(テトラハイドロビオプテリン)を使うのですが、アンモニアを解毒する際にBH4が不足すると活性酸素ができてしまいます。
つまり高たんぱく食をすると活性酸素ができてしまうことになります。
 
 
現代の栄養療法の中ではすべての不調に対してタンパク質と鉄不足を補給するようなものがありますが、こういうことを知らずにやってしまうと危険ですよね…。

対策

高たんぱく食や鉄サプリメント、コンビニやスーパーで買っている野菜や果物、お菓子などをやめることが必要になります。
野菜や果物はできるだけ自然農法で栽培された安心で栄養が豊富なもの買って食べるようにしてください!
またどうしても自然農法で栽培されたものを購入できない場合はせめて農薬を洗える野菜の洗剤をしてください。
 
 
また本当になにかと不調があればプロテインを飲む風習がありますが、それは逆に健康を損なうリスクがあることを知っていただきたいと思います。
プロテインなどを使わなければいけないような方はいらっしゃいますが、そこの見極めができていないカウンセラーが多いのも現実…
 
 
皆さん気を付けてくださいね!
 
本日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました!!

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