アルツハイマーへの栄養療法

皆さんおはようございます!

整体院「感喜」の金子です!

今回はアルツハイマー型認知症への栄養療法についてお話したいと思います。

The European Journal of Nutritionに掲載された新しい研究によると、マグネシウムを含む植物性食品を多く含む食事は、加齢に伴う脳物質の減少を防ぐ可能性があります。英国で実施されたこの研究では、40 歳以上の約 6,000 人の参加者を追跡し、葉物野菜やナッツなどのマグネシウムが豊富な食品を摂取した人は、特にこれらの食品を数年以上摂取した場合に、脳の容積が大きく、脳の健康状態が良好であることがわかりました。 この効果は、閉経前の女性で特に顕著でした。

この研究結果の理由として、植物ベースの食事はおそらく炎症を軽減することにより、認知、実行機能、および記憶を改善する可能性があることが示唆されています。

さらにJournal of Alzheimer's Diseaseに掲載された結果によると、イチゴはアルツハイマー病のリスクを軽減する可能性があります。いちごを最も多く食べた人は、抗酸化化合物の摂取量が最も多く、いちごの摂取量が最も少なかった人に比べて、認知機能低下の兆候である脳内のタウのもつれが少なくなりました。いちごをもっと食べると、アルツハイマー病に関連する脳の炎症が軽減されますと述べています。

脳の健康状態の低下は、加齢に伴う必然的なものではありません。対照的に、私たちは食事や生活の仕方によって、記憶力を守り、老化による脳の機能低下を防ぐできるのです。

乳製品、肉類、焼き菓子、揚げ物などに含まれる飽和脂肪酸やトランス脂肪酸は、認知機能の低下のリスクを高めるという研究結果があります。逆にベリー類や、ナッツ類、種子類、葉物野菜、全粒粉など、ビタミンEを多く含む食品は脳の良好な機能を保つために効果的だと分かっています。

さらに鉄や銅を含むサプリメントは、脳の健康に害を及ぼす可能性があるため避けることが推奨されています。また、調理器具やベーキングパウダーなど、アルミニウムを使用していない製品を選ぶようにするとよいでしょう。

脳の機能を保つためにも定期的な運動と十分な睡眠も重要になります。

本日はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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