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魅力的過ぎた知床旅の中で配膳ロボットが活躍する余地を真剣に考察してみた

こんにちは。編集担当の佐藤です。
先週末、有給を取得して北海道の果て、知床へと旅行に行ってきました。

初めて訪れる知床の地には、豊かな大自然や息をのむ絶景の数々、街中では出会えない野生動物たちや絶品のグルメなど、雄大な自然が広がる大地ならではの魅力に溢れていました。

そして、週が明け、今週の月曜日のこと。

佐藤「部長、知床やばかったです!noteに書きたいです!」
部長「佐藤、それは全然、ロボットと関係ないぞ」

しかし、私は知床の魅力を伝えたくて伝えたくて仕方がありません。
また、部長の発言を鑑みるに、ロボットと関係があれば書いてもいいという解釈ができるような気が…。うん、きっとそういうことだろう!
しかも、万が一お問い合わせを頂ければ知床まで出張できるのでは…。

ということで、今回は最高だった知床の旅路を振り返りつつ、訪れたあの場所では、私たちのロボットがこういう風に使えるんじゃないか、ということを考察しながら、知床と(当社ロボット)の魅力についてお届けしたいと思います。

成田空港~女満別空港

知床の玄関口である女満別空港までは、成田空港発着のPeachを利用して向かいました。成田、関空から女満別へはPeachが運航しているため、航空券が予想以上に安く、思いのほか訪れるハードルが高くないのです。
安い時期なら往復で15,000円くらいです!お手軽!

おっと、忘れないうちにロボットについて触れておかねば…。そんな旅行の最初と最後を担う空港と言えば、実はロボットが活躍するシーンが盛りだくさん。

当社ロボットのLanky Porterはモノの配送がメイン業務の配膳ロボットなのですが、キョロキョロと辺りを見回してみると、空港においては以下のような活躍のシーンがありそうでした。

・テナントとして入居する飲食店でお料理の配膳や下げ膳行う
・身体障がい者やお年寄りの荷物の運搬を手助け
・トレイに商品を載せて販促ツールとしてお土産の宣伝行う

ある程度の活躍の幅がありそうですので、もし空港関係者の方がいらっしゃいましたら、ぜひご検討を…!
さて、アリバイ作りはこれくらいにしておいて、早速、北海道まで飛んでしまいましょう。

網走監獄

女満別空港に到着してまず初めに訪れたのが、あの悪名高い網走監獄です。明治時代に日本全国から罪人が収監され、北海道開拓のための強制労働を命じられていた場所です。曇り空だった影響もあってか、令和の今でもどこか物々しい雰囲気が漂っていました。

そんな網走監獄には、いわゆる刑務所だけでなく、罪人たちがここで生活するための食堂や浴場、凶悪な囚人を収監するための独房などの施設があり、今ではそれらを博物館として自由に見て回ることができます。

ここでLanky Porterができることと言えば、、、コミュニケーション機能を活用したガイド係としての可能性がある程度でしょうか。とは言え、客観的に考えると、物々しい監獄の雰囲気と可愛らしいロボットはあまりにマッチしておらず、たとえニーズがあったとしても、稼働先のトンマナと合わなければ活躍は難しいという気付きがありました。

ジンギスカンを食べる

北海道グルメの定番といえば、その1つがジンギスカン!普段はあまり食べる機会が多くはありませんが、北海道へ旅行で訪れて食べると、とても美味しいんですよね。旅先でビールにお肉、これはもう優勝です。その土地ならではのグルメも旅行の醍醐味の1つですよね…!

当然ながら、ここはLanky Porterが得意なステージ。もしこの某ジンギスカン店にLanky Porterがいたなら、きっと次々と新鮮な羊のお肉をお客さんの席へお届けしていることでしょう。特にオーダーの機会が多いジンギスカン店では、比例するように配膳の機会も多く、ロボットの稼働回数も多くなることから、飲食業界の中でも特に相性の良い業態なのかもしれません。

ジンギスカン店を運営する事業者の皆様、ぜひお問い合わせをお待ちしております!!

KIKI知床ナチュラルリゾート

1泊目のお宿は「KIKI知床ナチュラルリゾート」さん。上品な佇まいがとても素敵なホテルです。ホテル内には、充実した共用ロビーやお土産売り場、ツアーデスクや大浴場、レストランなど、滞在を楽しむための設備が充実していました。何よりデザインがおしゃれ!テンションが上がる!!

ここではツアー案内やお土産の販売促進、あとは各客室のリネンの回収のサポートとかなら、ロボットでもできそうだな~と、そんな印象。

朝食は知床の幸をふんだんに使ったビュッフェスタイルの贅沢なモーニング。お料理の種類も豊富で、クオリティも高くて大満足です。

ビュッフェスタイルなので、ロボットの配膳での出番はなさそう。但し、100席以上あったので、食べ終わった食器の回収に使うと効率的にバッシングができそうだな~と。特に週末や繁忙期などは、朝食会場が混み合うこともあり、回転率の向上などを目的にロボットの活躍の余地がありそうです。

知床ネイチャークルーズ

知床旅行の大本命だったのが、この知床ネイチャークルーズです。4月下旬から7月までの時期、このクルーズでは野生のシャチを見ることができるのです!!
とはいえ、シャチに遭遇できるかどうかは運次第。ピーク期でも遭遇率は50%以下と言われているため、祈るような気持ちで参加しました。

船に乗り込みオホーツク海を北方領土方面に向けて進むこと1時間ほど、先に出港した観光船から「シャチの群れを見つけた」との連絡が。
連絡を受けた地点に向かうと、野生のシャチが4頭、家族仲良く気持ちよさそうに泳いでいたのです。雄大な大海原を泳ぐ様はとても美しく、このためだけに知床へ訪れる価値があると言ってもいいほど。

あえて言いましょう!ここに!!ロボットが!!介在する余地は!!ない!!

ちなみにロボットは完全防水ではないため、海水を浴びると一発アウトです。

知床国立公園

海の観光の次は、陸地の大自然を満喫しました。雄大な自然が広がる知床では、トレッキングも楽しみの1つ。エゾジカやキタキツネ、ヒグマなど、様々な野生の動物がこの地で暮らしています。

ヒグマの活動期であるこの時期は、木道は自由散策が可能なものの、森の中へはガイドツアーでしか立ち入ることができません。それほどまでに、この地はヒグマの生活圏と近く、野生動物の存在を間近に感じることができました。

野生のヒグマとLanky Porterがばったり遭遇する様は見てみたいけれど、、、ここも使いどころが全くなさそうですね!

夜には美しい星空が見られる

明かりの少ない知床では、晴れた日の夜になると、肉眼で天の川を見ることができます。これぞまさに満天の星空!
画面が発光するLanky Porterは、星空の下では使いどころがないだけでなく、むしろ星空観賞の妨害をする存在です。

スマホや車の灯りを消すと、辺り一面が真っ暗で何も見えないので、この地に生息する鹿とか、キツネとか、熊などの野生動物との遭遇は少し怖かったのですが、そういうのも含めて、知床の大自然ってほんとに凄いんだな、とただただ感動するばかりでした。

当然のことながら、改めて想像してみると、自然環境の中で配膳ロボットは全く役に立ちそうにありませんね!

北こぶしホテル&リゾート

2泊目のお宿として宿泊したのが「北こぶしホテル&リゾート」さんです。ここは何といってもサウナが有名なホテルで、その年の今行くべきサウナを選出する「サウナシュラン2021」において、なんと2位を獲得した注目のホテルなのです。

その美しいデザインが特徴的なサウナ室は、設定温度がおよそ90℃ほど。動作気温が~40℃までのLanky Porterは入るだけですっかり故障してしまうほど本格的な熱さが楽しめる素敵サウナでした。

朝食は前日に宿泊したKiki同様にビュッフェスタイル。好きなものを自由にとってくるスタイルで、こちらも質・量ともに大満足のラインナップ。

改めて、Lanky Porterが活躍できるかな~という視座で考えてみると、ビュッフェ方式で配膳不要のホテルが多いんだなという気付きがありました。

一方で、毎度手袋を付けなければならない煩わしさや、他人との間接的な接触が気になるコロナ渦において、元来ホテルが得意としていたビュッフェ形式やスタッフによる丁寧な接客が、必ずしもお客様にとって最良とは限らないのかもしれない。

つまり、「おもてなし」の定義が変わりつつある現代において、人的接触が少なく、かつスタッフさんの業務量を増やすことがない、配膳ロボットによるオーダービュッフェ方式への転換は、ホテル事業者様のニーズとしてあり得るのではないか、という想像に至ったわけです。

知床に出張したい…

海があり、山があり、美しい星空があり、数々の野生動物が生息し、美味しいグルメがあり、素敵なホテルがある。知床はまさにこの世の楽園のような場所でした。

そんな魅力いっぱいの知床旅の中でLanky Porterの活躍のシーンを探ってみましたが、実際に稼働が実現すれば、知床出張もあり得るのでは…?
知床の皆様、北海道の皆様、ぜひお問い合わせお待ちいたしております!

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