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Lanky Porter搭載機能の紹介 vol3-配送能力、通信連携-

こんにちは。那須です。
私からは、Lanky Porter搭載機能について定期的にご紹介させて頂いておりますが、実はまだまだ凄い機能があります。
今回もそんなLanky Porterの機能について幾つかお話していきたいと思います。

何と言っても配送能力

まずご紹介したいのが、数ある配膳ロボットの中でトップクラスの大容量トレイ。以前の記事の中でご紹介したこともあったかと思いますが、改めておさらいしておきます。

トレイのサイズは50cm×43cm(最下段のみ48cm×40cm)。1層あたりの最大積載量10kg。もう少し具体的にしてみると、ハンバーガーなら平らに並べて20個、牛丼なら特盛でも6杯分は載せられます。

iPhone13 Proならなんと15台も平らに並べて置けます。
何となく大きさのイメージは付きましたでしょうか?
 
さらに凄いのは、液体類の配送時もこぼさないバランス感覚です。
発進・停止の調整はもちろんのこと、急な障害物の回避の際にもきちんとバランスを取り、載せている物への影響を最小限に動作します。
実際の運搬中の動画から、切り抜きを載せておきます。

この画像は一見すると、プリンを運んでいるようにも見えますが、実は大量のスープを運んでいます。路面が平らな走行環境のため、Lanky Porterのスペックから考えると当然かもしれませんが、スープはほぼ動いていないのが分かります。

併せてご紹介したいのが精度の高い走行能力です。AIによるルート計算と障害物を検知するセンサーを駆使して、65cm幅の狭い道もブロックにぶつかることなく通過することができます。大容量の配送能力があり、この狭い通路幅を通れる配膳ロボットは、他を見渡してもそう多くないでしょう。

 搭載されているモードの活用

Lanky Porterには配送、巡回、案内、下げ膳、宣伝広告の5つのモードがあります。これだけのモードが搭載されていること自体もハイスペックですが、オペレーションによっては幾つかの組み合わせができたりもします。

配膳モードでは動作中に喋る言葉を変更する事ができます。また、移動中の画像を変更することもできるため、配膳途中に宣伝をするという「配膳+宣伝」など、ただの配膳だけではない幅広い利活用が可能です。
その他にも、機能が多いからこそアイデア次第で沢山の活用方法が生まれます。シンプルに見えて意外と奥が深いロボットですね。

2台以上で動くとどうなる?

先程、65cm幅の通路で通行できるというお話をしましたが、反対方向からもう一台のロボットが進入してきた場合、どうなると思いますか?

当然、ロボットそのものの幅があるため、2台がすれ違うことはできません。このようなケースを想定して、Lanky Porterは1店舗で複数台で稼働する時、ロボット同士が通信を行い回避する機能が備わっています。

連携設定をしておけば、ロボット同士が常に通信を行い、他のロボットの位置を把握して稼働します。そのため、狭い通路を走行する際にも、他のロボットの位置を計算し、進むべきなのか、その場にとどまるべきなのかを判断します。

この複数台の連携ですが、なんと30台まで連携して動作する事ができます。
正直、私も30台連携は試したことも見たこともないですが、視認できる範囲で30台のロボットが動いていたら恐らくカオスですね・・・。
30台とまではいきませんが、少しカオスな画像をお見せしたいと思います。

 10台のLanky Porterがこの画面の中を縦横無尽に動き回ります。
人では処理しきれない程の情報をやり取りをしており、ぶつかることも、エラーになることもなく移動し続けています。

これはあくまで実験なので、実際のお店でこのような運用はまずあり得ないとは思いますが、Lanky Porterの通信技術のすごさが伝わるのではないでしょうか。

ハイスペック配膳ロボットLanky Porter

私からの機能紹介は今回で3回目になるでしょうか。
Lanky Porterは、知れば知るほど高機能であり、カスタマイズ性が高く、それでいて価格が安い。

”配膳ロボット”の認知も徐々に浸透しつつあり、導入期から成長期に差し掛かりつつあります。時代に取り残されないよう、皆様もぜひLanky Porterを体感してみませんか?

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