見出し画像

毎日のコーヒー

出張でアメリカに行っていました。

10年前まで住んでいた国ですが、なんの飾り気もないザ・ブラックコーヒーが愛くるしいですね。

メルボルンやヨーロッパから集まった同僚は口を揃えて「黒い水」と酷評していましたし、彼らがお店でうっかりカプチーノやフラットホワイトを頼もうものなら「は?」という顔をする店員さんもいました。

勝手な印象ですが、この国では建国以来、小洒落たコーヒーをゆっくり楽しむ余裕なんてなくて、昔も今も、薄いコーヒーを一息で飲んで波止場の仕事に出かける、あるいは白熱のビジネス論議に戻る、そっちの方に忙しい国だったし、これからもそうあり続けるんだと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?