KS Paintings

オーストラリア・メルボルンに移住した家族が見たもの、やったことを発信します。 娘の描…

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オーストラリア・メルボルンに移住した家族が見たもの、やったことを発信します。 娘の描いた絵、父の飲んだコーヒーの写真を記録することが多くなる気がしています。

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娘がアボリジナルアートを描きはじめた #第1作

娘の第一作は、黒い背景にアジサイをイメージしたものだそうです。 オーストラリアの地図のど真ん中、行政区ではNorthern Territory(北部準州)南部に位置するUluruとKata Tjutaの巨岩群を家族で訪れたのが4月のこと。ギャラリーやお土産屋さんで沢山のアボリジナル・アートに触れました。 アボリジナル・アート*がどのようなものかについてはネットで探してみてください。木の枝の先端をつかって無数の点をつないでいく表現方法です。 旅から戻った翌週、地元の植物園

    • 毎日のコーヒー

      今日のフラットホワイトの表面があまりにもクリーミーだったので写真をとりました。 出張続きの日々がひと段落。久しぶりに自宅近くのカフェで週末がスタートです。

      • 毎日のコーヒー

        出張でアメリカに行っていました。 10年前まで住んでいた国ですが、なんの飾り気もないザ・ブラックコーヒーが愛くるしいですね。 メルボルンやヨーロッパから集まった同僚は口を揃えて「黒い水」と酷評していましたし、彼らがお店でうっかりカプチーノやフラットホワイトを頼もうものなら「は?」という顔をする店員さんもいました。 勝手な印象ですが、この国では建国以来、小洒落たコーヒーをゆっくり楽しむ余裕なんてなくて、昔も今も、薄いコーヒーを一息で飲んで波止場の仕事に出かける、あるいは白

        • 毎日のコーヒー

          オーストラリアの首都キャンベラに来ています。 Brew & Brew Cafeで朝食をすませました。 政府機関が多く、他の都市よりも朝からスーツを着ている人が多い印象です。 シドニーとメルボルンの中間に作られた計画都市のせいか、歴史建物はないものの、街中にアート作品が点在して歩くのが楽しいです。

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        娘がアボリジナルアートを描きはじめた #第1作

          毎日のコーヒー

          ニュージーランドのオークランドで朝食に飲んだコーヒーです。 カップはGood Joe コーヒーとなっていますが、Best Ugly Bagelsというおいしいベーグル屋で注文したものです。 オーストラリアでもニュージーランドでも、レストランやカフェが外部のロースターのコーヒーを使っているのはよくあることです。 私自身はそこまでわからないのですが、味の分かる人はどの豆、誰の(どのロースターの)焙煎かによってお好みのカフェが決まるようです。 ではまた。

          毎日のコーヒー

          娘がアボリジナルアートを描きはじめた #第3作

          今回は「川」です。 ウルルの夜に見た天の川と、身近にある小川をミックスしたそうです。 アウトバック(Outback)と呼ばれるオーストラリアの原野。乾燥した手つかずの大地という語感です。ウルル周辺はその代名詞。期待を裏切らず星空がきれいでした。 我が家はもう少し緑のあるビクトリア州に住んでいますが、それでもキャンプなどして野外に泊まると、ぜいたくな星空、そしてこの絵のような小川に出会えます。 いくらか娘の制作背景が伝わるでしょうか。

          娘がアボリジナルアートを描きはじめた #第3作

          毎日のコーヒー

          今日はニュージーランドのウェリントンに出張していまして、海に面したレストランで昼食を取りました。 味は普通でしたが天気と景色に恵まれ、総合点はかなり高い毎日のコーヒーになりました。

          毎日のコーヒー

          娘がアボリジナルアートを描きはじめた #第2作

          二作目はオーソドクスな作品ができました。 アボリジナルアートは、地面の上にキャンバスを直に置き、あぐらをかいて作られることが多い*ようです。画材は木の枝と空き缶に入れたペンキ/絵の具。 下の写真(我が家の玄関)が、赤い大地だと想像してください。 小ぶりながら素敵です。下の方はドットでなく葉っぱをイメージした柄になっています。背景をバーガンディにして葉っぱを紫にしたのが娘のセンスの見せどころ、としておきましょう。 *いわゆる「文化的繊細さ」について不勉強で、本物のアボリ

          娘がアボリジナルアートを描きはじめた #第2作

          樹皮のモザイク

          娘の発想にハッとさせられた作品がこれです。 メルボルンを歩いて木の種類と同じくらいたくさん出会うのが、地面に落ちた様々な木の皮(bark)です。 地球一強いであろう日差しと乾燥した空気。人間の乾燥肌のように剥がれやすくなった樹皮は、特に雨など降ってふやけた後、バサバサと道に落ちてきます。 コロナ下の外出制限で学校はオンラインラーニング。気晴らしに娘とよく公園に行きました。 気に入った樹皮のかけらを拾ってきた彼女はそれらを紙の上に並べ、色とりどりのパターンで隙間を埋めて

          樹皮のモザイク

          毎日のコーヒー

          メルボルン暮らしの最大の魅力はコーヒーがおいしいことです。 仕事の合間に自宅近くのカフェに行き、おいしいフラット・ホワイト(flat white)を飲むのが日課になっています。 オーストラリアに来るまで「Flat white」という言葉を知りませんでした。ラテほど牛乳がだぶだぶ入っておらず、カプチーノほど泡がむくむく立っていない(泡がフラットだからflat whiteですね)。コーヒー飲みに取ってはしっかりとコーヒーが味わえる、けれどエスプレッソほど濃くない嬉しいメニュー

          毎日のコーヒー

          きっかけは学校の授業?

          娘の第一作、アボリジナル・アジサイの萌芽は小学校の授業にあったのでは、という話です。 ほぼ自宅で仕事している私の仕事部屋には、娘が学校で描いてくる絵を飾ることにしています。4学期制のメルボルンの小学校では、学期ごとに一つか二つのアートプロジェクトに取り組んでいる印象です。 アボリジナルな台紙をデザインして、有名なシドニーのオペラハウスを切り絵風に埋め込んだ作品にいたく感動したのを覚えています。まだ小学校3年生くらいでした。おそらく多くの学校でこのような取り組みがされており

          きっかけは学校の授業?

          娘がアボリジナルアートを描きはじめた

          父です。 …としか始めようのない記録を始めようと思います。 先日、オーストラリアに移住してからずっと行きたかった世界遺産、ウルル(Uluru)* を初めて訪ねたのです。 その時に買ったアボリジナルアートに触発された娘が自分でも描いてみようということになり、やってみたら思いのほか気に入るものができました。 家族や知人からの評判がよく、父は「三枚描いたらネットで紹介してあげるよ」と安請け合い。そんな口約束も忘れていた日曜の昼下がり、また娘がキャンバスに向かっていました。

          娘がアボリジナルアートを描きはじめた