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娘がアボリジナルアートを描きはじめた #第1作

娘の第一作は、黒い背景にアジサイをイメージしたものだそうです。

オーストラリアの地図のど真ん中、行政区ではNorthern Territory(北部準州)南部に位置するUluruとKata Tjutaの巨岩群を家族で訪れたのが4月のこと。ギャラリーやお土産屋さんで沢山のアボリジナル・アートに触れました。

アボリジナル・アート*がどのようなものかについてはネットで探してみてください。木の枝の先端をつかって無数の点をつないでいく表現方法です。

旅から戻った翌週、地元の植物園Dandenong Ranges Botanic Gardenに出かけた際、当地ではあまり見かけることのないアジサイが咲いていました。

Dandenong Ranges Botanic Gardenのアジサイ
(メルボルンの4月は秋で晴天です。梅雨は関係ないんですね。)

ここで娘はピンときたそうです。様式はアボリジナル様式、題材は今、自分の目で見たもの。そんなわけでこの一作目ができました。こちらもなるほど、と感心して応援することにしました。

いつまで続くか分かりませんが、ささやかな試みを記録していければと思います。

*Aboriginal artのaboriginalはオーストラリア先住民の呼称ですが、実は現在のオーストラリア生活で、あまりこの言葉を耳にしません。Traditional Owners of our land(この大地の、もともとの持ち主)といった総合的な表現、あるいは言語の数にして250以上あるといわれる部族・種族そのものの名前をちゃんと呼ぶことが多い印象です。

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