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間違う時は全員で間違う。それが民主主義

地方への公費投入。
個人の世界線になっている、とは言え、
まだまだ封建的なノリが残っているのですよ(;'∀')
自治体予算を1人あたりで見るってのがあって、
目黒区は1人34万
島根県海士町は1人260万
っていうね。
ある地方では200万渡されるのに、
あなたの地域では30万やったら怒るでしょ?
でも自治体予算的にはそうなってるんですよ。
こういう不公平には気づかずに生きる方が幸福かもしれません。

で、根本問題としては<ここまで支えないと地方自治体が回らない>ってとこです。
なのでとりあえず皆様の税金から公費投入して何とか回ってるんです。
資本主義とか言いながら、自由主義とか言いながら、
やはりこのように1部では「座」とか「株仲間」みたいな国とずぶずぶの関係っていう世界線がある。
個人には「自己責任」と言いながら、地方は税金で守るその姿勢は疑問が残ります。
例えるなら、いつまでも仕事もしない、勉強もしない子供を親が世話し続けるみたいなもん。
で50-80問題という引きこもり問題&高齢化問題なんかに発展するのです。
そこまで甘えた者が、ある日いきなり自立できるわけなかろう?

やはり、国の公費投入を首を長くして待ってるだけって状態をやめさせていくべきかなと。
自分達で収入を増やす。
生産力を高め、自活できる産業を育成する。
いつまでも国に甘えててはいけません。
財源は国民の税金なんですから。
ただでさえ日本は世界との競争力を落としてきています。
全員で貧乏。全員で途上国に格下げになってしまう。

人口密度が低いのは、広大な地場資源があるという事。
農業の高齢化とか、転出に伴う耕作放棄地問題とか、いつまで同じ事言うてんねん。
規制もゆるんできてる。規模集約化して生産性をあげる農業法人も出てきてる。
戦い方はいくらでもあるでしょう。
農地改革後の成長にいつまでもすがってないで、自営農に拘り続けるんじゃなくて、英国的な農業法人として戦う事もできる。
邪魔してるのは「成功体験」

AIの自動運転の実証実験なんかもやればいい。
離島や山間部がいいでしょう。
今の時代に合わせ、柔軟に変化する事が求められています。
いつまでも農地改革後の成長体験をぶら下げて、国に助けてもらっているっ場合じゃない。
世界GDPランキングの50位以内に唯一入ってるトヨタ。
このトヨタも、自動運転や電気自動車に遅れをとった。
危険すぎる状況なのですよ。
地方が協力できる事は、あるはずですよ。

後は、収入がただでさえ少ない地方。
国から公費もらえるからいいっしょ。ではいけません。
支出も減らすべき。
人を減らすって事です。
山間部から都市部へ移住。
コンパクトシティ化を進め、限界集落から移住。
その分無駄なインフラコストを削減できます。

電子市民制度なんかもあるでしょ。
エストニアは成功させてるやん(';')
実際に住まなくてもええんです。
オンラインで登録して、そこの市民で納税すりゃ、権利は得れるって制度です。
悪いが、どの道近い未来に地方からの撤退は進んでいく。
早いか遅いかだけの問題。
高齢者問題とか、農業の担い手問題とか、空き家問題とか、耕作地放置問題とか、、、、、
こんなもん、そもそもいつまでもほっとけるわけないねん。
いつまでも税金で公費投入なんて無理な話やねん。
政治家としては、自分らは絶対にやりたくないでしょう。
次の世代に丸投げするつもりでしょう。

「今住んでいる人の気持ちはどうなんだ!」
って聞こえてきそうですね。
自然でしょう。感情論での反発は。
もちろん現場の声は尊重すべきでしょう。
が、論点はそこじゃない。
そこが論点になったら、いつまでも改革は不可能です。
いつまでも国民の税金を投入する事もできません。
「既得権益の肯定」ともとれます。


ちゃんと冷静に地方問題として議論すべきです。

が、既得権益ってのはこれからも根付くでしょう。
「国の事を考え、この自治体を閉鎖し、移住しましょう!!」
なんて公約掲げて当選する事はないでしょうね。
絶対に無理です。
なので、ここまで同じ事言いながら平成という期間何もできなかったんです。

この力学は日本全域で使われている。
高齢者優位の政策の先に待っていたのが「現在」です。
現在の日本の状況説明なんて不要ですよね?
スタグフレーション(stagflation)
という教科所でしか見ないレベルの世界線になったのですから。
これからは海外の富裕層向けのサービスが乱立するでしょう。
日本人には高すぎて利用できない、、、
そういう世界線はもうはじまってますよ。

ニューヨークなんかではラーメン1杯が3000円が普通。
5000円のラーメンも余裕である。
高級ラーメン店なら1万円もあります。
海鮮蕎麦とかも6000円する店もあるようです。
そんな世界で生活する者達が、日本に「安い」という理由でやってくる。

これが民主主義。

間違う時は全員で間違う。

それが民主主義。




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