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303. 学生街のレストラン、そして食堂の話

先日、とある大学が資格試験の会場となっていた。
試験が終わったのが昼過ぎだったことと、初めて行った場所だったこともあり、せっかくなので大学の近くにあったインド料理店に入った。

なんとなくインド(ネパール?)料理店に入ってしまう

インド(ネパール?)料理が特段好きというわけではないのだが、少し気を緩めるとフラフラと入ってしまう。
それだけお店が世の中に多いということだろう。
それに、カレーならばほとんど外れがないので安心感がある。

このインド料理店は地理的には大学の近くにあるが、学生街のレストランとは言いにくいかもしれない。
学生にとっては少し高価な気がしたからだ。
しかし、ここ数年の様々な値上げを考えると妥当かもしれないとも思う不思議な気分。

安く済ませようとすると弊害もある

ある程度安価にご飯を食べようとすると、自炊するか、ラーメンなどの単品系に行ってしまいがちと想像する。

ただ自分でも経験があるが、1人分を自炊するというのは想像以上に不経済だったりする。
食材が2名以上を想定して売られているからだ。
いくら節約のためとはいえ、同じメニューを連続して食べるのは嫌になってしまう。
そしてそのうち自炊をやめてしまう。

単品系はそれだけでお腹がいっぱいになってしまうので、意識して副菜も取り入れないとすぐに栄養バランスが偏ってしまう。
副菜も加えようとすると、やはり学生にとっては高価(金銭的にも、「考える」という見えないコスト的にも)な食事となってしまう。

考えてみたら既に存在していた

「こども食堂」の学生向けのがあれば良いなぁと思った。
いくらか学生がお金を払っても、安くてそこそこ栄養バランスが良いものを食べるのが目的である。
そして言葉を組み合わせたら「学生食堂」…「学食」…世の中にあるじゃないか!と思った次第。

もう20年以上も前の話になるが、自分の母校の学食はお世辞にも美味しいといえるものではなかった。
先輩の中には

「スパゲッティっぽい何か」

と表現する人さえいたことを思い出した。
空腹を満たす分には良いが…といったところだろう。

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