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2021年6月のイベント

June Brideの6月。いよいよ一年も真ん中に来てしまいました。

金利高とインフレ懸念が一般的な市場のコンセンサスになってきていましたが、僕は2021年の行き過ぎた金利高とインフレ懸念には割と懐疑的でここまでほぼ想定通りに来たのは、過去のイベント記事記載の通りです。

FRBは少しずつテーパーリング(金融緩和の終了)を匂わせてきていますが、今のところ落ち着いて行動で良いかと思います。

2021年、FRBは政策金利は上げないでしょうし、インフレ懸念も半導体や自動車の不足が解消すればそこそこに留まるのではないかと思います。結局雇用の回復がそこそこだからです。

6月4日

市場参加者が注目していた米国の雇用統計は、55.9万人と予測値の65.0万人からは若干少ないものの、前回の97万人予測に対して実際は26万人だったという衝撃からは凡庸な感じになりました。当分、前年のコロナ初期の影響で数値は暴れるのでしょうから、そこそこに参考にしながら大きな流れは忘れない様にしたいですね。

米雇用業種別(日経新聞後藤記者のTwitterより引用)

ここ数週間、僕が注目しているのは、米経済が強くなれば大体金利が若干上がりUSドルが強くなること、また逆の場合にはドル安になるという教科書通りの動きをしている為替。個別株が分かりにくい動きをしている中でもの凄い分かりやすい動きをしています。今はFXがやりやすいかもしれません。

さて、Sell in Mayのアノマリーが当てはまらなそうな2021年の6月の動向やいかに;)

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