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HSP、感覚が鋭い人のためのメンタルコントロール戦略 VOL.1

HSP、感覚が鋭い人のためのメンタルコントロール戦略 VOL.1~HSPとはどんな人?~

今回から連載でHSP、感覚が鋭い人のためのメンタルコントロール戦略』について解説していきます。

初回にあたるこの記事では、まずはHSPについて解説していきます。HSPという言葉が聞きなれない人の中にも、もしかするとHSPの人がいるかもしれません。

なので、感覚が鋭い、敏感、周りのことを気にしすぎる、といった特徴がある人は読んでみてください。あなたが抱える悩みを解決し、社会で活躍できる方法が学べるかもしれません。


HSPとは?

世の中にはスーパーポジティブで大抵の嫌なことはすぐに忘れてしまう人がいる一方で、ストレスを感じやすかったり悩みを抱えやすい人もいます。

つまり、人より悩みすぎる傾向があるのは、あなたが弱かったり悪いからなのではなく、実はただ単にストレスを感じやすいだけだったということもあるのです。

そのような人を表した言葉がHSP(Highly Sensitive Person)です。よく「敏感な人」と訳されていますが、私はこの連載では「感覚が鋭い人」と訳していきます。

最近では、特に心理学に詳しいわけではない一般的な人たちの会話の中でも、HSPは話題に挙がるようになってきたので、知っている人もいるかと思います。


HSPの人が抱えやすい心の問題とは?

HSPは感覚が敏感で、そのせいで物事を必要以上に深く考えすぎてしまったり、ちょっとしたことでストレスを抱え過ぎてしまうといった悩みを持つ人が多いという特徴があります。

こうした感覚が鋭い人たちの考え方の特徴として、完璧主義な人が多いことが挙げられます。

その完璧性を求める考え方のせいで、自分自身を苦しめるという状況に陥ってしまいやすいのです。


HSPの人が悩んでしまう流れ

つまり、

・様々な刺激に敏感
・失敗や他人の批判に敏感
・だから心配性になりやすい
・だからストレスを抱えやすい

といった心の問題を抱えやすいのです。

どうでしょう?ここまでで、自分に当てはまるかもしれない、と思った方もいるかもしれません。


内向型とHSPはちょっと違うが、、

また近い概念で、内向型の人もHSPの人と同じ悩みを抱えていることがよくあります。

厳密にはこの2つは別の性格であり、HSPだからと言って内向型であるとは限りません。ただし、多くのHSPは内向型の性格も同時に持ち合わせています。

ちなみにイメージで言うと、内向型もHSPもTHE 日本人という感じです。「質問や意見はありますか?」と言われても、恥ずかしくて手を上げられないといった感じですね。


HSPの人のための不安に打ち勝つメンタルコントロール術

HSPの人や内向型の人は、そのような特徴も持たない多くの人たちと違って、ストレスや不安を抱えやすいです。

なので、一般的に言われている生き方やストレス解消方法やアドバイスが役に立たないといったことが起こりやすいです。わかりやすいところで言うと、「気合」とか「精神論」が苦手です。

一応頑張って真似してみても、「いや、やっぱりドキドキして無理でした!」となりやすいです。

そこで、この連載では、そんな感覚が鋭い人の目線と考え方に沿って、社会の中にうまく適応して生きていくための方法を解説していきます。お楽しみに。


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実はあなたもHSPかも?HSP診断表

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