【NZ生活4ヶ月目】Queenstownで仕事探し
久しぶりにnoteを更新して少し勢いを取り戻した感があるので、このまま勢いに乗って書いていこうと思います!イラストを描くのも文章を書くのも時間はかかるけど、完成した時の達成感は気持ちがいい…!
ニュージーランドに降り立ってすぐの頃は、現地でのバリスタ経験もなかったし貯蓄にも余裕がなかったので、家から通える範囲内でならどこでもと割とやみくもにWeb上で何件か応募し、たまたま連絡を返してくれたところで働くことになり、たまたま日本人バリスタの方に基礎を教えてもらうことができ、たまたま当初メインでバリスタに入る予定だった方が抜けることとなって、半人前の自分がバリスタとしてがっつり入ることとなり…笑
ラッキーが続いたおかげで、3ヶ月である自信はついてきたものの、現地の仕事の大体の求人に書いてあるのは「最低経験年数1〜2年」と、なかなか厳しいものが多く、加えてクイーンズタウンはオークランドと違ってアジア人の人口がかなり少なくヨーロッパ圏の人が多いので、バリスタとしてのスキルと英語力においてはやはりまだまだ不安もありました。
そんな状態の僕でしたが、結論からいうと…
クイーンズタウン到着後、5日後にトライアル→その場で採用→次の週から稼働、となりました。
いやめっちゃスピーディーに決まってしまった!!
苦戦する覚悟でいた家もまさかのすぐに見つかったため、逆にもっと吟味しなくて大丈夫か?と思うくらいにはとんとん拍子に話が進んでいくことになります。
どういう流れで仕事が決まったか、参考になるかわかりませんが書いていこうと思います。
まずはカフェの下見を
働く上で、家からの距離や店の規模感、そもそもそこのコーヒーは美味しいのか、スタッフの接客はいいのか、店内のレイアウト的に働きやすそうかなどなど、ネット上では分からない情報を得るために(それと単純にカフェ開拓も兼ねて)まずは気になるカフェにお客さんとして行ってみました。
小さな町とはいえ、カフェの件数はそこそこにあるクイーンズタウンの中心地。その中でもコーヒーとランチをしに寄ったおしゃれで人気なカフェで、ちょっとしたトラブルが起きました。
オーダーした後、すぐにコーヒーは出してもらえたものの、食事が一向にこない…平日の落ち着いた時間なのにどうしたんだろうと気になったものの、その時は仕事もなければ友達もいなかったので予定は全くなく、「のんびりしたいし、いっかな」くらいの感覚で20分、30分と待ちました。
それでも、こない。笑
これはちょっとさすがに聞いたほうがいいなと思い、スタッフの1人に自分の頼んだ食事がまだ来ていないことを伝えると、多分僕がオーダーをするレジのすぐ近くにコーヒーだけで30~40分ぼけっと居座っているのを見てたからなのか、「え、ほんと?!ここでオーダーして支払いしたの?」と驚いて確認してきました。向こうからしてもよくそんな待ったな?って感じだったろうな笑
そうだよコーヒーもランチもここで頼んだよーというと履歴を確認してくれ、「オーマイガーーー」と言いながらキッチンに消えて行き、慌てた様子で戻ってきて伝達ミスがありオーダーが通っていなかったといい、すぐにつくって持ってきてくれて、待たせちゃったからとその分を返金、さらにもう1杯コーヒーをつけてくれました。
怒っていたわけでは全くなかったものの、そのスタッフさんの対応が良かったことやお店全体の雰囲気、コーヒーや食事のクオリティーの高さも気に入ったので、店を出る時には良い気分になっていました。
他にも何件か気になるお店には立ち寄ってみて、なんとなくの仕事の候補先に目星をつけた上で、その夜Facebookグループに投稿してみることにしました。
Facebookを使った仕事探し
こちらの記事でも書いている通り、求人の探し方にはいくつか方法があるのですが、今回は「Queenstown hospitality」と調べて出てきた、飲食店の求人を中心とした投稿が集まってくるFacebookグループを活用してみることにしました。
バリスタをオークランドでやっていたこと(現地経験あるよということ)→1日どれくらいの量のオーダーを捌いていたかがあると具体的
ホスピタリティーの経験が(アルバイト含め)10年くらいあるということ
店長経験あるから、責任感はあると思うよ?という自己アピール
住んでいるエリアと働きたいエリア(ミスマッチを防ぐ)
上手くできた時のラテアートの写真(視覚的にアピール)
以上のような情報を、あんまり形式ばったビジネスメールのようなものでなく、カジュアルな英語で分かりやすく伝えて投稿し、様子を見ていると…
投稿後5分でとあるカフェから連絡が!
「明日の朝、○○でトライアルとチャットしにこない?」
と。それが、まさかの先ほどランチに行ったカフェからでした笑笑
そして、
投稿後15分で管理者から投稿を削除される。
実は投稿した先のグループのルールをちゃんと確認しておらず、グループが【求人専用】であり、【仕事募集】の投稿はNGだったそう。笑
そういうこともあるので、利用の際は場を荒らさないように気をつけましょう、ね。笑
やっちまったーと思いつつ、先に連絡をくれた例のおしゃれカフェからのオファーをのむことにし、翌日トライアル→その場採用をいただきました。
さらっと「その場採用をいただきました」なんて言いましたが、その日は結構混んでしまい、勝手の違うオペレーションとハイペースな仕事についていけていなかったこともあり、採用したいと思ってるけどどう?と言われた時には少々躊躇してしまうくらいにはビビっていました。でも、正直にそれを伝えてみたところ、「今日初めてで英語も学び途中って言ってたのによく理解して動いてたよ!」と褒めてくれて、自分の前後にトライアルに来た/くる予定であった人たちがたくさん載っているリストを見せてもらい、改めてクイーンズタウンでの仕事探しの大変さとここに拾ってもらえることの幸運を感じ、思い切って働くことにしました!
ここでの仕事、大変なこともたくさんあったし2ヶ月で離れることにしたものの、すごく思い出深いので、後でもうちょっと書こうかな…!
今回は仕事探しの流れがメインの振り返りになりましたが、実はクイーンズタウン以降、僕は今現在住んでいるアデレードを含め5つの都市に住み、それぞれの街のカフェで働いてきた上で、その全てをこのFacebook投稿をきっかけにゲットしています!
もちろん運とタイミングによれば苦戦することもあるだろうし、聞くところによるとメルボルンはバリスタのレベルも高く人口も多いため、なかなか簡単には仕事が見つからないみたいなので例外もあるとはいえ、やはり基礎的なコミュニケーションが取れるレベルの英語力×バリスタのスキルを身につけられたことは、僕のワーホリ生活をかなり豊かにしてくれたと感じます。住む場所を変えることに関しても、仕事のことに不安を抱くことはほとんどなくなりました。
「経験者が欲しいと言われても、こっちはその経験を積ませてくれるところを探してるんだよ!!」
と嘆いてた昔の自分が懐かしい…
なんやかんやでバリスタ歴も1年半。経験を積ませてくれた全ての元職場たちに感謝感謝、な6月最終日でした。
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