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次のスポーツビジネスの本命はコレだ

こんにちは。

今日は「次のスポーツビジネスの本命はコレだ」というテーマについて話したいと思います。

私自身、仕事でプロスポーツチームの経営に少々足を突っ込んでいることもあり、スポーツビジネスには強く興味があります。日本では野球やサッカーなど歴史もあって、収益化の進んでいるスポーツビジネスもあれば、これから伸びていく分野もあるでしょう。

そんな中で私が最も有望だと思っているのが、バスケットボールの国内プロリーグである「B.LEAGUE」です。(画像はリーグ関係ありません。日本バスケの象徴であり、至宝の八村塁選手なのであしからず。)

なぜ、バスケットボールが国内スポーツビジネスとして有望かと言うと、いくつか理由があります。

まずは、競技人口の多さです。バスケットボールは「世界で最も競技人口の多い球技」と言われており、2位のサッカーや3位のクリケット(インドの国技)を大きく引き離しています。その他の球技と比べて、女性の競技参加者数が多い点が大きな要因ですが、この部分がスポーツビジネスとしても大きな利点となります。

というのも、スポーツビジネスはいかに女性のお客様に足を運んでいただけるか、が重要な指標と言われています。バスケットボールは「学校の授業で経験したことがあり、ルールも何となく知っている」という女性がほとんどのため、友人に誘われた時などに「行ってみようかな」と思って頂けるハードルが他のスポーツより低くなっているのではないか、と感じています。ここは大きなポイントです。

次に、室内スポーツであること。室内のメリットは数多くあります。

・雨天決行なのでお客様の予定が立てやすいこと
・観戦環境を快適にコントロールできること(暑い日は冷房をかけるなど)
・照明や音響など、自由にエンタメ性を追求しやすいこと

さらに会場は野球やサッカーなどと比べて小さな体育館なので(個人的には、将来的にアリーナを目指すべきだと思っている派です)、コート脇からダイナミックな映像も撮影しやすく、短時間尺で細切れに観れる好プレーなどSNSにアップしやすいという現代にマッチした特性も備えています。

そして、点を数多く入れ合うスピーディな競技性質上、選手やルールに明るくなくても一体感を持って盛り上がりやすいといった傾向もあります。

加えて、抱えるべき人数です。登録できる選手は、ベンチ含めて最大12名。野球やサッカーが最低20名から、多くて40〜50名いたりすることと比較すると、多分に運営にやさしい体制になっています。

つまり、見る側(お客様)にも運営側にもポジティブな側面の多いバスケットボールは、収益性をはじめとするビジネスの観点からも魅力的だと言えます。他にもバスケットボールがスポーツビジネスとして有望なポイントはありますが、長くなるので今日はこの辺りで筆を置きたいと思います。

Jリーグが30年前に始まった時には、今世界トップクラスのイニエスタ選手が現役バリバリの状態で日本のリーグを選んでくれて、ここで引退したいとまで言ってくれている状況を想像できた人が何人いたでしょうか。個人的には、バスケットボールこそ次のスポーツビジネスの本命であり、30年後には今のJリーグのような世界的スターが来日するようなリーグになっていると思っています。

読んで頂いてありがとうございました。

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