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他人に誠実な人より、自分に誠実な人と付き合った方が良い

こんにちは。

今日は「他人に誠実な人より、自分に誠実な人と付き合った方が良い」ということについてお話したいと思います。

誠実である、とは人間性に対する最高の褒め言葉の一つだと思います。誠実な人の元には多くの人が集まりますし、日々付き合っていく中でも不誠実な人よりも、誠実な人と一緒にいたいですよね。

ですが、一見すると「良い人」の代表的な称号に見える「誠実さ」の中にも、良くない誠実さが紛れ込んでいるのではないか、と考えることがあります。

それがタイトルにもありますが、付き合うべきは「自分自身に誠実な人」で、「他人に誠実な人」は付き合わない方が良い、という考え方です。

前者は「裏表がない」「自分にまっすぐ」といった表現が当てはまりそうで、後者は「八方美人」「周囲の顔色を伺う」のようになりそうです。後者であれば、

「他人に誠実な人」というのは、誠実さの基準は常に他人にあるため、相手やタイミングによって対応が変わります。他人に自分を良く見せようと振る舞うことが判断の中心になるため、ある種「この人はこのように対応するだろうな?」という予測が立てづらく、腫れ物にさわるかのようにコミュニケーションに気を遣わなければならない場合も多かったりします。簡潔に言うと、信頼しづらい人、となってしまいます。

実際、常に他人の顔を見て、心地よいことを言うばかりの人が信頼できる人ではありません。時には、言いづらいことを真正面からぶつけてくれる人の方がありがたかったりしますよね。「みんながこう言ってたよ」ではなく「自分はこう思う」と自分の責任で語れる人こそが、誠実な人なんだろうと感じる最近です。

毎日を豊かにしようと思うと付き合う人は大事だぞ、という格言は良く聞きますが、その際には、自分自身の価値基準に誠実な人がオススメです。

また、自分が自分に誠実になれていないと思う人は、他人にどう思われるかを気にしすぎると自分の人生を失ってしまう危険性があるかもしれません。

他人に誠実な人とは、他人の視線を気にして自分ではなく他人を満足させるストーリーを生きている人です。ですが、あなたの人生はあなたのものです。当たり前ですが、すべての人にとって人生の主人公は自分以外いなく、他人はどこまで行ってもロールプレイヤーです。

他人を満足させるよりも、自分が納得・満足いく選択をする方が人生が豊かになるのは明確なので、自分に誠実な人になりましょう。そして、自分に誠実な人と付き合いましょう。

お読みいただいてありがとうございました。

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