速読を勉強したけど結局、普通の読み方に戻した話

別に本を買うわけじゃないけれど
本屋をプラプラ彷徨うのが
すごく好きなんです。

本屋という無限のアイデアが
詰まった空間を歩いていたら、

それに触発されていいアイデアが
浮かぶような気がするんですよね(大げさ)

でも、そういう風に彷徨ってるときの方が、
何か目的を持って本を探しているときよりも

いい本に出会う確率が高い気がします。


偶然に身をまかせるのがいいのか、
はたまた目的を持ってそれに適ったものを
探すのがいいのか

これは本の読み方にも言える話です。

以前、速読をマスターしたら
すごい便利だろうなと思って

10冊くらい速読関連の本を読み漁って勉強しました。

実際に目の訓練とかもしてたんですけど
結局、どの速読のノウハウ本でも言ってるのは

・本を読む目的を設定してそれに適う内容を探す
・必要なところ以外は読み飛ばす
・頭の中で音にしないで読む

みたいな感じで、読書というよりかは

「情報検索」に近い側面があります。

だからこそ速くたくさんの本を読めて
必要な情報を効率的に得られるんですけど

やはりどうしても読書速度と読書の質は、

片方を優先すると片方が犠牲になるという
トレードオフの関係です。

だから速読の勉強はしたけれど結局、
僕は普通に読んだ方が好きだと思ったので

今は普通に読んでます。


個人的には冒頭の本屋の話みたいに
あえて目的を手放し、
その本の世界に浸って

「本にさらわれる」ような感覚で

読んでいた方がいい発見や気づきが
多い気がするからです。

しかしながら
本の読み方に正解とやらはありません。

両方の読み方を適宜使い分けるのが
一番いいのかもしれませんね。

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