人にものを勧めない勧誘
タイトルを読んで思った事だろう。
何を馬鹿な事を言っているのかと
全くもってその通りだと思う。
「勧誘」と言う2文字の漢字は「勧めて」「誘う」から勧誘になる。
だから勧めない時点で勧誘とは矛盾するけど、ものは勧めないが相手から買いたいと言わせる(誘われて来る)事が出来たなら最強だろう。
では、ものを勧めないのに買いたいと言わせる事が出来るのか?
答えは、可能です。
心理学の中には不思議な力があります。
無関心から関心を作る事で相手の買い気を起こせます。
例えば、あなたがコンビニにお金を下ろしに行ったとしましょう次に店内を見て周り、ふと目にしてしまう棚の1番上の段に置いてある新商品と言う言葉。
何かを買う気があって入店した訳では無いのに、新商品と書いてある商品を見ると買いたくなる人は結構居るのではないでしょうか?
誰かに「美味しいよ」と言われた訳ではないのに急に食べたくなるあの感じは皆さんが思う事でしょう
これはコンビニの商品の配置が全て心理学に基づいて配置されているため目につきやすい、棚の上段に新商品を置くだけで品物が売れていきます。
これは店舗での「勧めない勧誘」と言えるでしょう。
では、営業ならどうか?
人に商品を説明した時点で勧めている事になります。もうほぼ不可能だと思う事でしょう
違うんですよ、商品なんかそっちのけで相手のお願いを聞いてこちらに関心を向けて何かをしてあげたいと言う気を引き出すんです!
営業に行って商品説明をせず相手のお願いを聞く、「は?」ってなると思います。
ですが、私の知り合いにそれをやって営業を何件も取っている人がいました。
心理学的に説明をすと、何かをされたらお返しをしたくなる。と言う心理法則があります
自分ばかりお願いを聞いて貰うと罪悪感からお返しをしたくなる心理が人にはあるのです。
それが結構的にあなたの商品を買って返すと言う行動につながるのです。
ですが毎回毎回上手くはいきません。なぜなら人の心理は決まった行動パターンの様にはいきませんのでバラ付きがあります!
じゃー勧めるしかないじゃんと思うかもしれませんが
人に必ず心理がありそれに乗っとって行動をしているので、ものを強く紹介し過ぎるとまた心理の影響を受けます
例えば、子供に「勉強をしなさい」などの強要的な言葉に捉えられてしまうと人は反発して拒否行動をとりたくなる心理もあります
そう考えると、自主性を促すやり方(勧めない勧誘)が意外と効果的なのかもしれませんね!
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