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有料noteをサンプルで3つほど買ってみた話とモノの価値について

タイトルにある通り、有料noteを買ってみたというお話で、基本的にポエムみたいな使い方で、noteを書いているので有料化するような記事は書けないのですが、経済とか投資系の有料ってどの程度からなのか?という意味で数百円から数千円の幅で、世の中のお勉強として、どんなものに皆様が触れられているのかというのが知りたくて購入してみました。

個社個別名は、ちょっと中身を出すとか画像は張ったりはまずいと思うのでやりませんが、率直な私個人の感想です。

①某経済評論家?記者の方?の指標とか経済イベントのnote

数百円で売られていたので、どんなもんなのかな?ということで、雇用統計関係のnoteを拝見しました。

中身は、雇用統計:○○%(予想)→○○%(結果)、○○で、織り込みの範囲内で、こういう結果でした。というような内容。

正直意味あるの?という内容ですが、マーケット触ってないような方なんですかね?

発表後にすぐに書くのであれば、まず前提として、米労働省労働統計局から機械で表面的な数値をすぐに読み取りをしてから、中身の変更点や数値が大きくぶれている所をクローリングしにいって、値動きと同時に動かしていくのですが、投資家として知りたい情報って、表面的な数字って新聞メディアとかキュレーションサイトでも飛んできますし、端末いれていたら、すぐに情報が取れるので、noteの出し手側の意図も、受け手側の意図もよくわからないなという印象。

例えば今回の事例ですが、表面的な数値のブレはそんなになかったので、今回重要な話って、4月5月の数値の下振れ修正の話と、正規雇用が減っていて、パートタイマーが増えているという状況の中で、掛け持ちや一時的所得を目的とした部分の数値が増加しているよという、中身が最低限22時30分までには欲しくて、その後の値動きを予想立てていくというお話だと思うのですが、いかがでしょうか?

結果的に表面的な数値でトレードしている人間がほぼいない中で、NY始まる前までにその情報をインプットしないと投資家にとってはNY時間に間に合わないわけで、どうなんでしょうね。

投資初心者向けなのかもしれませんが、何を意図していて、どの部分が大事なのかは毎回変わるので、書き手側の作業なんでしょうが、大事な柱とかが抜けてしまうのは、受取り手が情報不足になるのでかわいそうだなと。

普通のメディアで十分なのでは?と思いますし、何かその情報に対してご意見とか先ほど挙げた投資家が見ている本質のところを書いてもらえたら、便利だと思いますが、、ん-。

②某通貨や株式のチャート予測と過去の結果のお話

通貨のチャートと指数チャートが並べてあって、線が引いてあって、というような中身ですね。

1万円に近い数千円で売られていましたが、これってなんなんでしょうかね。一番いらないというか役に立たないというか、こういうのが個人投資家に人気なんですかね?

チャートの人の感想文にしか見えないんですが、それが何か未来の自分のトレードや取引を通じてインパクトが出ますかね、、

クオンツアナリストのレポートならわかるんですが、結局個人の感想って投資に全く必要ないんじゃないかなと思います。

当たった当たらないみたいなところを焦点にしているのかもしれないので、その辺も書いておくと、50%の近似値くらいになるんじゃないですかね?

そういうの買っている人がもしいれば、全部計測してみたらよいと思いますし、見えているという言葉が正しいかわかりませんが、当たり続けるときもあれば、外し続けることもあるような気はします。

そのタイミングと目線があっていれば、当たるし、ズレてれば外れるし。

分析の仕方とか、変わっていたり面白ければ読み物としては良いんですが、やるならもう少し、ポジションの詰まり方とか、偏りとかその辺まで考慮して線とか引いてくれたり、独自のものとかでやってたりすると、面白いねとはなるんですが、スクショしたチャート画面にインジケータだけ出されて単品でそれ語られてもね、、という印象です。

もう少し定量的なデータを使ったテクニカルアナリストが書く内容みたいなものを期待してたんですが、少しイメージと違って、それってただのあなたの感想でしょ?から抜けないというか、

結構売れていたので、多くの方が、感想文を参考にしたり、みんな好きなんだというのはお勉強になりました。

私個人的には、マクロとかセクターのアナリストが書いたものの方が、特徴も出ますし、インパクトが出る上振れ部分の示唆みたいなレポートの方がいわゆる気付きから直接的なリターンにつながるような気はしますが。

③先物オプション手口の集計データ

これも数千円でしたが、先物手口とかは、非常に重要なデータなんですが、そもそも誰でも取れるデータです。

これを買ってみたのは、それを更に個人投資家の方は、どのように細かく加工してコメントされるのかな?というのが気になっただけなんですが、それ自体はなくて、要は元データをExcelに普通に張り付けたものでしたと。

本来こういうデータものって、オリジナルの加工と考察が重要なんですが、コールプットがどう増えましたという事実だけ書かれても見ればわかるよね?というお話になってしまうんですね。

そうであるならば、○○円にコールの米系が増えていれば、マクロ系なので、先物手口と合わせて、買いか売りかを過去のデータを含めて、こんなポジション組成をしている可能性があるから、来週のマーケットはこのような動かし方をしてくるかもね?ってとこまで最低ラインがあればまだマシかな?という感じは受けました。

正直決算ものとか、こういうデータものっていらない感じはしましたね。

どれもアナリストが噛む仕事ですが、結局のところ最低限のそのラインに立ってないデータだと、それは受け手側も一生勝てないわとは思ってしまうなという印象です。

まとめると、マーケット関連のnoteって結局のところ、有料レベルのものって中々難しいんだねという印象です。

結局のところ、一次情報源じゃない部分が多くて、世に転がっているgoogle検索やchatGPTで出せてしまうレベルのものって2次とか3次の情報で、1次の情報だから取材とかしてきて書くから新聞、週刊誌が有料なだけであって、その部分にアクセスできないから金を払うという大事な部分が抜けてますね。

加えて、書いている側が、労働力を減らし、システマティック化することで定型化させていっていると思うのですが、ビジネスとか事業としてそれは正しいとは思うのですが、いざこのマーケットの話って生きていて常に動きを反映させるものなので、いざ無理やり定型化とか単純化した形でアウトプットするとゴミ化して残念なものになってしまうというのが問題なんだろうなと思いました。

金融機関は1次情報+取材を通じてアナリストが分析をしますが、このレベルでも有料のものって少なくて顧客レポートはサービスなんですよ。

ここの価値って、取材とかの部分にあって、直接○○さんなら会うとか、○○さんなら話をするとか、逆に企業の人より○○さんのが業界詳しいので、業界のことを企業に教えたりすることで、関係性が保たれているので、自分らはレポートって読むわけで、そもそも価値のある情報とただの表面的な無価値な情報との優劣がつけられていない人が相応に存在しているというのが、この投資というところの個人投資家の立ち位置なのかもしれないですね。

私は日記とかポエムという認識でただの独り言で暇つぶしにnoteは書いていますが、そもそも転がっているマーケット話の有料noteの数千円レベルでそんなもんでそれかという印象です。

noteって数千、数万までだと思いますが、結局のところ安かろう悪かろうの話が大きいと思いますが、そんなもんです。

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証券やnote以外も然りで、手数料であったり、モノの価値っていうのは、それなりに、サービスであったり中身であったりにやはり直結するんだなというのが今回の感想です。

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以上

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