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2022年のIT Serviceチーム実績について

この記事は、corp-engr 情シスSlack(コーポレートエンジニア x 情シス)#1 Advent Calendar 2022 の10日目の記事です。

corp-engr 情シスSlack(コーポレートエンジニア x 情シス)#1 Advent Calendar 2022

2022年もおしまいということで弊社のメンバーが今年実施したことを簡単にご紹介したいと思います。
上の画像は4半期に1度行っている振り返り会でのお食事(福利厚生)の一部です。美味しかったです。

IT Serviceチームとは

株式会社アカツキのサイトではコーポレートITチームと記載していますが、社内で呼称しているIT Serviceチームで記事内では統一しています。
IT Serviceチームはいわゆる情シス・コーポレートエンジニアと呼ばれるチームで、ヘルプデスクから全社システム、サービス、ネットワークなど様々な基盤の選定・設計・導入・運用を行っています。
対象範囲やチームのミッション、考え方など詳細はよくまとまっているページがあるのでそちらを参照ください。

1. 会社貸与Android端末の管理システムの移行(Intune→MobileIron)

今までプロダクト開発で使用する検証用のモバイル端末の管理をiOSはJamf Pro、AndroidはIntuneを使っていましたが、いくつかあった課題を解消するべくAndroid Enterpriseの導入とともにMobileIronへの移行を行いました。

保管中や使用していない端末は初期化の際にFull Manageしたので特に混乱はなかったのですが、当然検証中の端末もあるため移行には2ヶ月以上かけて粘り強く働きかけ、5月頃には全台(600台以上)移行が完了しました。

その後、Jamf ProとMobileIronのAPIを叩いてデバイス情報を取得することで検証用のモバイル端末の棚卸し作業を簡略化するなど、利用者の負担を減らす取り組みを行って人が極力介在しない管理を目指しています。

2. ServiceNowで問い合わせ窓口の一元化

ServiceNowはマスタークラスのメンバーを筆頭にチーム一丸となって取り組んでいます。

ヘルプデスクや備品貸出依頼などの窓口をServiceNowのEmployee Centerから申請できるように整えました。

カテゴライズもバッチリ

これにより、以下のメリットが生まれました。

  • Slackに依頼内容を書くとタスクが起票され、タスク管理ツール側でのコメントとSlack上の申請者とのやり取りが発生しており、どうしても2箇所見ないといけなかった

    • 通常のコメントとwork notesを活用することで、申請者に見えない状態で同じタスク内でチーム内の情報共有が1箇所でできるようになった

    • SlackとServiceNowのやり取り・コメントを双方向で同期を取っているため、Slack上でやり取りが完結するようになった

  • リマインド設定もServiceNow側で設定できるため、返事が一定時間ない場合の対応漏れやタスク完了漏れなどが大幅に減った

  • 申請内容がSlackに通知されるため、最初の申請内容を確認しながら全てSlack上でやり取りできるようになった

  • 知見が一箇所に貯まるため、今後活かせる体制を整えることができた

最終的には人事情報やIT資産情報、コスト情報などを一元管理して組織としてのアジリティの向上を目指しています。

3. ServiceNowでPC資産情報の管理

IT資産情報の管理ということで、まずはPCの情報を管理するべくBase ItemとしてPC資産情報の格納を始めました。

本格的な連携(MDMからデバイス情報引っ張ってきたり、既存の情報更新の運用の変更など)はこれからですが、どのユーザーがどのPCを持っているのかがシステム上判別可能になったおかげで、申請書でわざわざシリアル番号など入力してもらわなくてもシュッとPCを選択して申請してもらえるようになりました。

4. ServiceNowでSaaSライセンス数の管理

ServiceNowのSoftware Asset Management(SAM)を活用して現在使用しているライセンス数や一定の閾値を超えた場合のアラートなどを可視化し、Slackに定期的に通知するようにしました。

"発注が必要だよアラート"には目安からどの程度少ないのかも明記

これにより定期的に発生していたライセンスの棚卸し作業が劇的に改善され、実質毎日棚卸ししているような状態に。

こんな感じで現在10ほどのSaaSのライセンス数を連携しています

Slackへの通知はあくまでダイジェストで、ServiceNow上ではZoomのライセンスがいつまでアクティブだったかなどの情報も格納されているため、最近使ってないから外したい、なども簡単に検討しやすい状態になっています。

5. 第6回情シス転職ミートアップへの参加

採用・広報の一環として第6回情シス転職ミートアップに参加しました。

初めてのコラボ企画ということで、チーム紹介や求人紹介を行わせていただきました。もちろん今も募集中です。

アカツキは中長期的な採用を見越してアトラクトを推進しています。
(今は転職するつもりはないけれど、数ヶ月・数年後に転職活動しようと思った時にアカツキを思い出してもらう)
そのための食事代の補助やラウンジの開放など行っていますので、もしご興味ある方はお声がけください。一緒に美味しいお肉を食べましょう。

最後にスペシャリスト採用の宣伝

いかがだったでしょうか?
ServiceNowはまだまだ整備し始めの段階ですので、運用経験ある方を絶賛募集中です!
今まで言われた運用しかしていなかったけど、自分で業務改善にも取り組みたい!という方がいらっしゃいましたら是非応募をお待ちしています。

スペシャリスト方面でいうと、他にもセキュリティ関係での課題を解決してくれる方も募集しています。
CrowdStrikeやNetskope、Sumo Logicなどを運用したり改善に取り組むなど実際に手を動かしたことがある方は是非オフィスに遊びに来てください。スナックで歓迎致します。

ちょっとサイトから話を伺うには勇気が…という方は私にDMでも飛ばしてくれればお答えできる範囲で回答させていただきますので、Twitterでも情シスSlackでもお気軽にお声がけくださいー!

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