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楽器紹介③

今日和。1週間早すぎですね。先週~今週にかけて断捨離ズムに火がついてしまい、一時はほんまに終わるんやろうかというくらいの大惨事になっておったのですが、今は何とかスッキリとした生活環境になってきました。でもそれは人間の感覚であって、うちの猫さま達にとっては色んなものが転がってるゴッチャリ環境の方が居心地が良かったみたいです。

そんなわけで3回目、いきます。

今回紹介するのは2010か2011くらいに使用していたEDWARDSのフライングV(E-FV-103B)です。

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DEAD ENDのCool JoeさんやGASTUNKのTATSUさんが大! 大!! 大!!!っ好きな自分にとって避けて通れないのがフライングV。素敵。

ナチュラルフィニッシュのGRECOのVを持っていましたが、そちらは相当昔の※『鏡町TV』?で視聴者さんにプレゼントしましたな。※ストロベリーソングオーケストラによるYouTubeでの不定期配信動画。

それはさておき、フライングV。ルックスは良いけど音はどうなの?という話も聞きます。主観になりますが、このEDWARDS製のVは良い感触でした。ミドルが豊かで音の抜けも良かったです。ヘビィというよりは少し腰高でブリッとした活きの良い音像です。キャラクターがハッキリしているので、足りない部分も掴みやすかったです。楽器自体のポテンシャルは高く期待にバッチリ応えてくれました。ボディーの材はお馴染みのマホガニー。

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ピックアップは元々Seymour DuncanのSJB-1が乗っていたのですが同社のMUSICMAN用ハムバッカーに交換。これは1回目に紹介したバイオリンベースに乗せていたもので、それをこちらに移行しました。これに交換したことで出力上昇&低音増大でブリッブリのバッキバキ鳴るようになりました。

ほか、オリジナルとの違いはピックガードに皮のシートを貼ってるくらいです。

変型ばかり使ってきたので担いだ時のバランスの悪さなどは通常運転になってしまっている自分が言うとあまり信憑性が無いのかもしれませんが、立って弾くのであればフライングVは弾きやすいです。グッドルッキンかつ軽くて扱いやすいのでお薦めです。座って弾く時もVのツノを足に挟んで弾くという独特の型に慣れればどうって事はないのかもです。

レコーディングでは未使用。

、、、でもなかった。

『スベテキエテナクナレ』というアルバムに入っている「鳥檻-トリカゴ-」という曲の途中で出てくるスラップの部分で使ったと思います。そんなわけで当時です。

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あと、Vを使う前に何回かだけPROCEEDのワーロックを使いました。このワーロック、それはそれは由緒正しき機体でありまして。大切すぎる故、現在は然るべき場所に保管しております。そんなわけで楽器単体の写真はないので使用当時。

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【使用当時のこと】
当時はバンドの記憶というよりも、やはり2011年3月11日の東日本大震災です。初めて経験する出来事はそれまでの価値観や意識を変えてしまう余りに大きすぎる大災害でした。

そんな同月、ツイッターで募集した言葉達を紡いで作品にした演劇公演「実験人間劇/密室のテキスト」の公演が控えていました。この時も現在の状況と同じく公演の開催と中止、どちらが正解なのか考えました。結果、関西は元気だったので、いつもの生活が送れる者はいつものように生活をして各自で出来ることをする事が大切だろうという結論に至りました。その公演を通して自分たちに出来ることは予定通り公演を行い微力ではあるけれど収益の一部を募金させていただくという事でした。

あれから9年。今度は日本だけでなく世界中が未曽有の危機に直面しています。相変わらず大きな事が出来るわけではないですが、まずは自分がコロナにかからないよう引き続き気を緩めず毎日を送ろうと思います。

そんなわけで会いたい人達と会える日が来る事を楽しみにしています!

読んでくれて有難うございます、日々ご自愛。

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