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楽器紹介①

先に書いたとおり15年所属したストロベリーソングオーケストラで使用した楽器を時代順に紹介していきます。

先に言っておくと、自分にとって楽器は服のようなもので、その時の気分でバシバシ変えてました。楽器選びはスペックよりもルックス重視です。必要があれば色々手を加えていくタイプですな。では、いきましょ。

加入時に使っていたGRECO VBS-1200(バイオリンシェイプ)。

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このベースを買ったのは19歳とかそれぐらいの時。バイオリンベースと言えばホロウボディ(空洞)というイメージがありますが、これはソリッドボディ(空洞じゃない)。ボディトップの材はモンキーポットで、バックはマホガニー。ネックはロングスケール。渋いっ!!! この写真、実は2代目(PUカバーが割れてますな)。これは未改造のオリジナル。音はホロウボディのバイオリンベースとは真逆のコリッと硬質な音。

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1代目はもっとパワーが欲しかったのでPUをダンカンのハムを2基(アクティブ)という仕様にしていました。当時、足元はサンズアンプでエッジーな音。文字にするとギャリンゴリン。

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ネックに貼ってある☆の蓄光シールは演劇公演における完全暗転時のポジション確認用。細くて握りも良い感じ。担いだ時も重すぎず軽すぎずで気に入っていました。こちらが在りし日の1代目。

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【使用当時のこと】

ストロベリーのオーディションというか初セッションの時もこのVBSを使いました。合わせた曲は『親不孝怨歌』と『包丁ロマンス』やったかな。実はこの時、ギターが2人いました。前のギターの森田くんともう一人。フライングVを持ったヴィジュい男の子。
座長は当時、ツインギターで考えてたみたい。自分もそれまでツインギターの経験はなかったので大いに期待していました。ただ、森田君は当時一人ギターにこだわっていたみたいで実現に至らずでした。

後日、その子は僕の事を気に入ってくれたみたいで一緒にやりませんか?と誘ってくれたけど加入が決まった直後だったのでごめんなさいしました。その時、別れ際に彼が言ったストロベリーはこうあって欲しいみたいな意見があったけど、それは言い得て妙というか自分も同じように思っていた事だったので今も覚えています。

それから十数年後、その子が知り合いの友達だったと聞いた時は何か面白いなぁと思ったりしました。その子とツインでそのまま進んでいたらどうなってたんやろ?……と思わないでもないです。

そんな感じで加入直後からしばらく使用していたVBS-1200でしたが、大阪城公園での犯行の際に風で倒れてネックが割れてしまいました。それはそれはショックでしたな。何回も無理くり直してもらって使ってましたが、程なくして限界がきてしまったので引退となりました。

レコーディングでは未使用。



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