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毎日を楽しく

自分が楽しめることを日々考え、行動に移す。

趣味は筋トレ読書だ。

中高時代

6年間陸上競技部に励み、読書は全くせず、自分の人生について考えることもなく、だらだらと日々を過ごしていた。

中学ではリーダーシップを必要とする役割を経験させていただいた。生徒会や学級委員などだ。だが大したことはできなかった。先生から言われたことを大勢の生徒にただ伝える。先生の拡声器を全うしただけだった。そして、生活習慣がとても悪かったことを今でも覚えている。夜更かししてゲームするのは当たり前で、休日には友達と一緒に集まってゲームをするのがほとんどだった。

そんな将来性のない生活を繰り返し、高校へ進学した。

高校でも同じような生活を過ごしていた。最初のうちは「勉強でいい成績とるぞ!」と息巻いていたが、いつの間にか部活とゲームが生きがいになっていた。やっぱりこの生活スタイルが落ち着くらしい。

学年順位は下から数えたほうが早かった。それなのに夢は教師と答えていた。『教える』ことにやりがいを感じていたからだ。教えられる側なのに困っている人がいたら空っぽの頭をフル回転して手助けすることに使命感を持っていた。

そして大学は滑り止めのところに決まった。まあ妥当だという感じもあったし、浪人しようかとも考えた。けど浪人する勇気がなかった。今までの自分の不甲斐なさを痛感したからだ。

友人との電話

僕はいつものようにだらだらと時間をつぶしていた。そんなある日、友人が電話をかけてきた。久しぶりに話すので彼と近況報告をし合った。すると彼は読書の大切さについて話し始めた。読書なんて宿題で出される読書感想文の参考書だと思っていた。
正直読書は興味もないし、ハマるはずもないと思っていたので聞き流そうとしていた。しかしあまりにも熱量が強すぎていつの間にか「そんなに読書ってすごいの?」と興味を持って聞き返していた。

電話を終えた後、試しに書店に行ってみた。見えやすい位置に置いてある本だけを見て面白そうな本を探していると、一冊の本に目が止まった。

『嫌われる勇気』と表紙に書いてあった。自分の考え方と真逆だったからインパクトが強かった。その本を読んでいると自然と自分の価値観が変わっていた。その本は「アドラー心理学」について詳しく、そしてわかりやすく教えてくれた。読み終えた後、すぐに読書を薦めてくれた友人に電話をして感謝を伝えた。彼は僕にきっかけを与えてくれた。その友人と電話をしていなかったら読書に巡り合えていなかったかもしれないと思うと感謝の言葉しか思い浮かばない。この時を境に自分の中で大きな一歩を踏み出した気がした

ひたすらに行動

読書で得た知識をすぐに友達にアウトプットし、自分ができそうなことを試してみた。食事、睡眠、運動などの健康面をはじめ、1人旅に出てみたり、サウナ、瞑想、日記、筋トレなどに手をつけてみたりもした。今では筋トレは日課になり、食事には気を使うようになり、サウナは僕の趣味になっている。
実際に行動してみないと自分に合うかどうかなんてわからないと感じた

『動かなければ、変わらない』

動くためにはエネルギーが必要だ。心の中ではやりたいことが浮かぶのに、いざ行動しようとすると一歩が踏み出せない、、、それが普通だし、責められることではない。

ただ一つ言えることは、動いた分だけ心は変化し、成長するということだ。

動いた結果、上手くいかないこともある。上手くいかないと後悔したり、自分を責めたりしてしまうことがある。でも、そうやって多くのことを学んで、知ることで人として強くなれると思う。

行動して、実践していく。結果は後からついてくる。

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