アイドルにハマれなかったオタク、ホロライブにハマる
※本記事はVtuberの中の人に関する言及が若干含まれます、苦手な方はブラウザバック推奨です。
明けましておめでとうございます、K.P.K.(小池ピアノ教室)砂場です。
昨年末は友人と久しぶりにカラオケや飲みに行けたりして楽しく大晦日を過ごせましたが、年始からオミクロン株や大寒波で全く外に出る気が起きず何度目かわからない引きこもり生活を始めています(スパイダーマンの映画はちゃっかり上映初日に見に行きましたが)
そんなワケで時間も持て余していますので2022年初投稿記事を書いていきます。
さて、昨年は皆様にとってどんな1年だったでしょうか。
全世界がコロナウイルスの猛威に晒され、ライフスタイルががっつり変わった人も多いかと思います。
世の中としては所謂巣ごもり需要ということでゲーム機やプラモデルなどお家時間を楽しむための商品がよく売れたそうで、この機会に新しい趣味を増やした方や何かにチャレンジした方もおられるのではないでしょうか。
私も振り返ってみるとリングフィットアドベンチャーをアドベンチャーモードクリアまでやり込んだり投資をやるために証券口座を開設したりと色々と挑戦した1年でしたが、何より1番時間をかけたのは間違いなくVtuberの配信を見ることでした。
特に見ているのは恐らく今最も勢いがあり人気のVtuber事務所Hololiveに所属しているタレントの配信です。
私のTwitterを見ている方はほぼ毎日ファンアートをリツイートしたり配信の実況をしまくるのでTL汚染でいつもご迷惑をおかけしており申し訳ない限りですがそれくらいどっぷりとハマり散らかしているというワケです。
私はそれまでテレビゲームとか自転車とかアニメ、漫画などにはガッツリハマってきたんですけどこういうタレントと言いますか、アイドルとか芸人とか、もっと冷たい言い方をすると他人にハマることはあまり無かったんですよね。
そこらへんを気にしたのかどうかは定かではありませんが先日私のマシュマロにこんな質問が飛んできました。
これについて配信で話そうとも思ったのですが恐らく語りだしてしまうと感情を制御できなくなってしまう可能性があったため今回このマシュマロに対しての回答も含めて何故アイドルにハマらなかった私がホロライブにはハマったのかを書いていきたいと思います。
今現在Vtuberに対してあまりよく思っていない方や流行に乗りたいけど何から見ていいかわからない方などにも私と同じ沼にハマって頂きたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。
ハマりたくてもハマれなかったアイドルというジャンル
ここは自分語りパートなのでVtuberやホロライブについて知りたい人は飛ばしてもらって結構です。またしても私の歴史の話になります。
皆さんにとって思い入れのあるアイドルはどなた(あるいはどのグループ)でしょうか。
以前音楽に関する記事を書きましたが私は初めてMDに入れた音楽がモーニング娘。のLOVEマシーンだったので結構思い入れがあります。
SMAPやV6もテレビでよく見ていましたしタッキー&翼もめちゃめちゃかっこよくて好きでしたし、自衛隊時代に宴会でAKB48の恋するフォーチュンクッキーを踊らされたのも今となってはいい思い出。
ただ、こういうアイドルたちにどっぷりハマったのかと聞かれれば全くそんなことはありません。
名前と歌ってる曲くらいは知ってましたがライブに行ったりグッズを買ったりはしてませんでしたし、彼女たちのニュースを追っかけたりすることも全くありませんでした。
私は昔からオタクではありましたがアイドルオタクではありませんでした。
オタクは大きく分けて2種類に分けることができます。2次元オタクと3次元オタクです。
前者であった私が一般的なアイドルにハマれなかったのは至極当然と言えます。
私にとってそれまで最も距離の近かったアイドルはアニメやゲームの中のアイドルたちです。アイドルマスターであったりラブライブだったりですね。
そもそもアイドル(idol)とは"崇拝される人"とか"偶像"って意味の宗教的な意味を持つ言葉で、転じて現在では人気のある俳優やタレントを指す言葉となりました。
wikipediaでは下記のような定義が記載されています。
この最後に書いてある成長過程の共有というのも非常に重要な要素なのですが、一般的なアイドルはここを垣間見ることってほぼできませんよね。
テレビに映っているごく一部の部分しか知ることができないし、だからこそ劇場と握手会というイベントがあったAKB48は『会いに行けるアイドル』として当時急速にアイドルオタクたちから支持を得たのだと思います。
その点アニメのアイドルは手軽にして完璧です、アニメの中では登場するアイドルたちの生い立ちや私生活を始めスカウトやオーディションの様子、新人時代から遂には大舞台に立つ姿まで当たり前なんですが細かく丁寧に描写されています。
「そんなアニメで描かれたアイドルたちが現実でライブをやります!是非見に来てください!」
で、そのライブの様子を映像で見たり実際現地に行ったりして私は思うのです。
誰?と言いましたがもちろんわかっています、各キャラクターの中の人。つまり声優さんですね。
とどのつまりこれなんです、アニメの中のアイドルでも現実のライブは声優さんたちが一生懸命練習した歌と踊りを披露する場所。
つまるところアイドルで1番見たいライブという瞬間は結局3次元になってしまうということです。
これ、普通の人にとってはよくわからないと思いますし私も感覚的に今文章を書いているのですがこの結局ライブで歌って踊るのはアニメやゲームのキャラクターではなく声優さんというのは私にとっては結構絶望的な要素でした。
もちろん声優さんも好きなのですが、私が本当に好きなのはキャラクターであってそのキャラクターの踊りや歌が見たいのです。
「でもアイマスとかラブライブも劇場版やってるじゃん」
という意見が出ると思いますがそれは言うなれば"録画"であって"ライブ"ではないですよね?
これも古の価値観だと思いますが深夜アニメも生で見るのが最高の視聴体験でした。放送されるアニメを見ながらネット掲示板の書き込みを見たり、TwitterのTLで生の感想や考察を見るのも特別な体験だったと思います。
アーティストのライブを見たことがあるのであれば現地の熱気というのは他では得られない体験であることはわざわざ言うまでも無いと思います。
私が本当に見たいのはキャラクターたちが生で歌って踊っているのを応援することができるライブなのです。
そんな私ですが一応"それが声優!"というアニメで結成された高野麻里佳・高橋李依・長久友紀からなる声優ユニットの"イヤホンズ"にはこれでも結構ハマっていました。
友人が高野麻里佳氏の熱狂的にファンであったことと私も"このすば"でめぐみん役などを演じられていた高橋李依氏のことは好きだったのでCDも買っていましたしライブにもでかけました。
この時生まれて初めてコール&レスポンスやサイリウムを振る快楽を知ったのですがそれも続いたのは1~2年くらいでしょうか。
今では彼女たちがどんな活動をしているのかもあまり把握していません。
好きなハズなのにイマイチハマることができない
これが私にとってのアイドルという存在でした。
ですが出会うのです、2020年に私はホロライブの宝鐘マリンに。
宝鐘マリンとの邂逅
バーチャルYoutuberというものが世の中に存在するということを知ったのは確か2018年頃だったと思います。
キズナアイから端を発し、ミライアカリや電脳少女シロなど名前だけはTLでよく見るようになっていたのだと思います。
K.P.K.ではコロナ禍以前は年末は友人たちで集まって過ごすのが通例で、その際にも一部の友人たちがスマホなどで彼女たちの年末配信を見ていたことを覚えています。
ただ、当時はどちらかというとドラゴンボールファイターズでセル・ベジータ・バーダックのチームで戦うことに快楽を見出していた時期だったので彼女たちに関心を示している暇はあまりありませんでした。
「へ~そういう活動してる人がいるんだね」
くらいの感じで特に配信を見ようとも思いませんでした。
転機が訪れたのはやはりコロナ禍でした。
特にVtuberを追いかけようという気持ちはなかったのですが、出てくるのですYoutubeのオススメ動画に、Vが。
今となっては何を一番初めに見たのかは覚えていませんが多分こういうまとめ切り抜き動画だったと思います。
面白すぎる、何だコイツは?
この宝鐘マリンという女VtuberはそれまでのVと違い非常にエロくて面白い配信者でした。
しかも東方Projectやニコニコ動画ネタ、果ては2ch時代のコピペやFlash動画まで知っており完全に私と同じ時代を生きているという謎の同級生感もあり彼女をキッカケに私はハマり込んでいくことになります
ホロライブという沼に。
Vtuberの良さ、ホロライブの良さ
ここからがほんへです、前段の隙時語りを飛ばされた方はここからお読みください。
そんなこんなで宝鐘マリンから入門し現在進行形でどっぷりホロライブの沼にハマっている私なのですが、改めて考えてみると何がそんなに面白いのでしょうか。何故そんなに2次元の皮を被ったタダの配信者に取りつかれているのでしょうか。
今一度頭の中を整理しながら皆様にもその魅力をお伝えしたいと思います。
2次元のキャラクターであること
前段をお読みになった方は薄々気づいていると思いますがまず第1に彼女たちが外っ面に関しては2次元の存在であるということが刺さりました。
私はいい歳なので実際に兎耳の女の子や緑髪のネクロマンサーが自宅でゲームをやっている姿を世界に配信していると思い込むほど夢見がちではありません。
彼女たちの多くは過去にニコニコ動画などで配信者として活躍していた人であったり、駆け出しの声優さんであったりという経歴の持ち主です。
そういう意味で言うとアニメキャラクターと声優の関係に近いのですが、キャラクターでいる時間が段違いです。
1年、2年とそのタレントの活動を見ていると中の人がキャラクターに引っ張られるという現象もよく見受けられます。
そこに私は尋常ではないカタルシスを感じるのです。
(これは発言することでめちゃくちゃ叩かれる可能性があるのですが、中の人の所謂"前世"を知ることにより、この感情を揺さぶられる感覚は一段上のステージに上がります)
なのでアンチと言いますか、Vtuberに対して偏見を持っている方がいいがちなセリフの1つに
「配信者がガワ被ってるだけじゃん」
っていう言葉があるんですけど、このガワを被ってることが重要ですしガワと中の人が合わさってこそVとして成り立つわけです。
これは持論ですしまた自分語りになってしまうのですが、私は完璧なものが最も美しいものだと思っています。
音楽が好きな人の中にはライブ音源を好む人がいますが、私はオーディオ機器で聴くのであればしっかりとスタジオで録音してミックス編集されたCD音源が好きです。
男性、女性問わず顔は整っている方が好きですし、何なら整形あるあるみたいな顔の人も大好きです。
Vtuberも当然、中の人は歳を取っていきますがキャラクターの外見が衰えていくことはありません。
寧ろLive2Dの技術は今後どんどん発達していき、年月が経つごとに彼女たちの外見は美しくなっていくことでしょう。
もっと言えば中の人が活動を続けられない状態になったとしてもキャラクターを襲名制にすることにより何代にも渡って生かし、活動を続けることもできると考えています。
(実際キズナアイは既に中の人が4名います)
当然ながらVtuberの中の人は基本的に秘匿されているので現実の姿を知ることは非常に困難です。
では彼女たちのライブはどのような形式で行われるのかというと、これは初音ミクと同様にスクリーンに3Dキャラクターを映す形式で行われています。
初音ミクのライブと違うのはしっかり中の人がモーションキャプチャーで動いてLive会場に来たファンたちと交流ができるという点です。
もうね、おじさんはこの時代を待ってたの。
アニメが好きで、アニメでキラキラ輝いているアイドルが好きだったワケであって中のお姉ちゃんたちが頑張って歌って踊る姿は別に見たくないの、申し訳ないけど。
だからVtuberに対して拒否感を感じる人の気持ちもとてもよくわかります、これはあまりにも2次元オタク寄りのキショイコンテンツだと言えるからです。
Vtuberの良さとは即ち2次元のキャラクターと中の人の織り成す"半生"の状態でありそのキャラクター自体の進化と中の人の成長を見届ける点にあると言えます。
オタクコンテンツの最前線であること
オタクの二次元コンテンツでメイン所と言えばアニメ、ゲーム、漫画だと思います。
いずれももう半世紀以上の歴史があるコンテンツです、アニメはセル画からデジタルやCGグラフィック、ゲームはTVゲームからVRゲーム、漫画は電子化などいずれもしっかり進化していってます。
この中ではゲームに関してはまだまだ目新しさのあるコンテンツだと思いますが、アニメと漫画はもうかなりマンネリ化してる感があると思います。
これに関して勘違いしてもらいたくないのですが、アニメや漫画が廃れているというわけではありません。今も魅力的な作品はたくさんあります。
ただ、毎年結構な数の作品が世に出回りますが見たくなるのが両手で数えられるくらいにはなってしまってると思います。
(私が歳を取って感性が衰えてしまった可能性は大いに有り)
「新しい刺激が欲しい……」そう思っていた時に閃光のように降り注いできた新たな二次元コンテンツ、それがVtuberなワケですね。
実際どの程度今Vtuberが流行っているのかは昨年の冬コミサークル数である程度判断できると思います。
こちらを参照するとアイマスが882サークル、Vtuberが836サークル、TYPEMOONが782サークルという感じになっています。
未だにアイマスの人気っぷりにビビりますがVtuberの本を出したいと思う人は型月を抜いているという結果になっていると思います。
これはもうVtuberはオタクコンテンツとして最前線にいると言って過言ではないでしょう。
あまり信用できないソースですがVtuberが流行ったことにより日常系アニメの勢いは少し弱まっているらしいです。
まぁそりゃあそうですよね、かわいい女の子同士の日常が見たいのであればフィクションより現実の世界で私たちと同じゲームをやったりアニメの感想を話してくれる人たちの方が共感も得られますし距離感も近く感じます。
Vtuberの魅力はこの心の距離感が近く感じるところにもあります。
「誰々ちゃんと焼肉屋さんに行った」「今度誰々ちゃんの家に遊びに行く」「誰々ちゃんと買い物に行った」
このような話を配信でしてくれる度にネットストーカー気質な私は「昨日はあの子とあの子が遊んでたんだよな、明日の配信でそのこと話すかな?」とわくわくが抑えられなくなるのです。
多種多様なコラボレーション
"コラボレーション"は現代では価値の創造という点であらゆる業界で行われています。
例えば私でも知っている超有名ハイブランドのルイ・ヴィトンと歴史は浅いですがアメリカのストリートブランドとして根強い人気を誇る"Supreme"は2017年に歴史的なコラボレーションを実現します。
コラボレーションはYoutuberにとっても自分の登録者数を増やすうえで欠かせない要素です。
人気Youtuberが更に人気なYoutuberと動画を配信することにより両方の視聴者から登録を促すのもよく見る光景です。
ではVtuberではどうでしょうか、ホロライブを例に挙げるとまず事務所内でコラボすることができるというのは強みです。
私も最初は宝鐘マリンしか知りませんでしたし興味もありませんでしたが、当然彼女も事務所内の他の子とコラボをするので必然、その他の子も気になって見てしまいます。
「おっ、この子もホロライブの子なのか?じゃあこの子と仲良くしてるこの子は誰だ?」と、あとはもうねずみ算式に宝鐘マリンを中心とした相関図が私の脳に広がっていくワケです。これは商売として本当によくできていますね。
そして彼女たちのコラボは動画内の絡みだけにとどまりません。
最近だとほぼ毎週くらい企業案件に奔走し、店頭に立ち並ぶ彼女たちを見ることができます。
また、アーティストとのコラボも特筆すべきものがあります。
会社とどういう契約なのかまでは流石にわからないのですが、彼女たちは自分のオリジナル楽曲を作成する際に完全に自費でアーティストたちに依頼するらしく、それ故にかなり自由に作曲依頼をすることができているようです。
音楽が好きなら誰でも知っている人からアニメ好きならニヤっとするような人まで、Vtuberのオリジナル楽曲は言わば既存アーティストたちとのコラボ作品でもあるのです。
こんな感じであらゆる方面でコラボを実施し価値の創造を図る彼女たちですが、その結果彼女たち自身の市場価値もとんでもないことになりつつあります。
Youtubeにはスーパーチャットという投げ銭機能があり、収益化を通した配信者に対してお金を投げることができます。
このドネーション(寄付)というのは日本では中々根付かなかった文化なのですが、Vtuberの活躍により一気に浸透しました。
このように正に破竹の勢いで躍進を続けるホロライブ、彼女たちの勢いが今後どれだけ続くかわかりませんが現在いくつか存在するVtuberグループの中でトップに君臨しているのは間違いありません。
「Vtuberが流行っているのは知っているけどどれを見たらいいかわからない」という人にはやはり"強キャラ"から攻めてもらうのが良いと思います。
自分に合うキャラクターが必ずいる
これだけ人数がいる事務所なわけですから当然自分に合ったタレントというのはおのずと見つかっていきます。
ただ、今からホロライブを見るにあたって誰から見ればいいかわからない!という人のためにジャンル別でオススメのタレントを載せていきます。
ゲーム配信系
日本のホロライブタレントではトップの登録者数を誇るホロライブ3期生の兎田ぺこら。
以前から錦鯉の渡辺隆氏がテレビでぺこらのドラクエ配信を酒を飲みながら見ていたと発言しており、M-1グランプリで優勝したこともあって相乗的に知名度が伸びていた気もします。
ゲーム配信が多く個人的には"加藤純一がクリーンになった"ようなイメージ。元気で明るくリアクションも良い、見ているとこちらも元気になってきます。
自分でゲームをするのはしんどくなってしまった人や、明るく元気な女の子が見たい人にはオススメ。
ぺこらよりも対戦や競技性の高いゲームを好むのが常闇トワ、APEXやVALORANT、OverWatchなどをホロライブ内だけでなく個人勢などとも積極的にプレイするためホロライブを知らなくてもVtuberの大きな大会で目にしたことがあるかもしれません。
また、ホロライブでは珍しく男性とも普通にコラボするのでガチ恋向きではないですが開けっぴろげな感じが好きな人には刺さるかも。
特徴的な低音ボイスで歌唱力の評価も高め。
女の子がやるゲームはどうもチンタラしていて見ているとコントローラを奪いたくなる、そんなあなたにはサクサクプレイの獅白ぼたんがオススメ。
中の人が元プロゲーマーなだけありどのジャンルのゲームでもストレスなくクリアまで導いてくれます。
また、現在ホロライブ最速の登録者数100万人到達者でもあり配信を創意工夫している印象もあります。
配信の雰囲気も落ち着いており、キャーキャーワーワー騒ぐ甲高い声が耳に辛い人にとってもオススメです。
歌配信系
私が全Vtuberで最も歌唱力の高いVは誰かと問われれば星街すいせいを推します。
彼女のことを知ったのはYoutubeでは無くiTunesのランキングに彼女の曲があり興味本位で聴いてみたことがキッカケでした。
元々個人勢からホロライブの音楽レーベル『イノナカミュージック』所属となり、そこから配信グループの『ホロライブ』に移籍するというVの叩き上げ組であり、当初は自分で描いたイラストを動かしたり自分で収録した歌をYoutubeにアップしたりとかなり苦労して現在の成功を手に入れた実力と根性の持ち主です。
初期の頃から彼女を追いかけていた人からすると『comet』、『天球、彗星は夜を跨いで』、『Stellar Stellar』の歌詞に込められた意味をより強く感じることができるはず。
「彗星の如く現れたスターの原石!」という挨拶に全く見劣りしないファンにとって正に星のようなアイドルです。
ホロライブ内のオリジナル楽曲で最も再生回数が多い『失礼しますが、RIP♡』で有名なラッパー死神こと森カリオペ(Mori Calliope)
彼女は日本のタレントでは無くホロライブENという英語圏での活動をメインにしている配信者です。
もちろん日頃の配信も英語のため基本的にどんな内容のお話をしているのかは翻訳切り抜き以上のことはわかりませんが、結構サバサバした性格で低音ボイス且つしょっちゅうFワードが飛び交うのが特徴です。
彼女も星街すいせいと同じく音楽活動が活発なのですがその中でも非常に完成度の高い英語と日本語を交えたラップ曲が多く、アイドルらしさというよりかはかっこよさの方が上回るイケてる女死神です。
『失礼しますが、RIP♡』の他にも『The Grim Reaper is a Live-Streamer -』や『Red』なんかは聞きごたえばつ牛ン。
ホロライブの中で最もアイドル売り路線が強いのが湊あくあ。
現在も多くのライブの予定を抱えており収録、レッスン、打ち合わせが多すぎてVtuberなのにまともに配信時間を確保できないほど大忙しの日々を送っています。
オリジナル曲の『#あくあ色ぱれっと』はファンに対するまっすぐな思いを歌った曲ですがなんとこれがTiktokでバズりリア充共が曲に合わせて踊り、オタク共がTiktokをインストールするキッカケになったりと謎の影響力を発揮。
ガチゲーマーとしても有名で現在APEXソロマスターチャレンジ中。
獅白ぼたんと共に『レッドブル・バーチャル・アンバサダー』に就任し、世界で3台しか存在しないFF7remake仕様のレッドブル冷蔵庫をもらったりとゲーマーとしての腕前とVtuberとしての影響力を高く評価されています。
しかし根底にある彼女の魅力はオタクの好きそうなオドオドした陰キャっぷり。そう、大体のオタクは強い女が苦手なのでオドオドしてハッキリ喋れない小さくてかわいい女の子が好きなのです。
湊あくあはとにかく陰キャのRPが上手く、オタクは元より事務所内のメンバーもそのかわいらしさと魅力に篭絡されています。
雑談配信系
下ネタ、ガチオタク、イラストスキル 配信者に必要な全てのスキルを兼ね備えた女海賊 宝鐘マリン
私を沼に沈めた元凶でありVtuberの中で最も面白い女。
まず雑談の引き出しが尋常ではなく多い。リスナーからハンターハンターのセリフだけでどの場面かの解説ができるくらいのオタクトーク、光彦やミサトさんなどあらゆるキャラクターの声真似、自分の学生時代や社会人時代や他のメンバーと過ごした時エピソードトーク(しかもイラスト付き)など本当に挙げればキリがありません。
聞いていて飽きないトークというのはそれだけで配信者としての能力の高さに直結します、このトークスキルもあってか白上フブキと共に2020年5月から響ラジオステーションで配信されているラジオ番組『vのすこんなオタ活なんだワ』という番組を持ち、現在も絶賛配信中(毎週水曜日更新、みんなも聞こう)
また、コミュニケーション能力の高さやその人に合わせた接し方も上手い上にコラボ配信の時の盛り上げ方も上手く、一時期"とりあえず船長を呼んでおけばうまいことやってくれる"という認識が事務所内外に広まりソロ配信が一切無くコラボ配信と企業案件が大半だったこともあったほど。
東方Projectをやり込んでいたためゲームスキルも結構高め。更に学生の頃からずっと絵を描き続けていたためイラストスキルもプロ並みとマジで全ステータスが高い。
自ら進んで下ネタを言い、他のメンバーに対して臆することなくセクハラをしまくる開けっぴろげな性格だがしっかりファンとの交流も大切にする真面目な面も。
ただ、その能力の高さからとにかくいろんなところに引っ張りだこなせいで常に方々で忙しそうに駆けずり回っており、最近は声のお仕事をする人にとって悩みの声帯結節ができてしまい配信を休みがちに。
早くよくなることを一味一同願っています……
昨年の11月26日から配信を開始したホロライブ6期生"秘密結社HoloX総帥"のラプラス・ダークネス。
初配信時はまだしっかりしていた印象でしたが回を増すごとに挨拶から何から全体的に雑になっていき、配信時間の1時間が経過すると「定時!」と言いながら配信をぶつ切りするなど独特の配信スタイルを貫いています。
また部屋が異常に汚いらしくクリスマスに同期の博衣こよりと風真いろはが部屋を掃除したり、配信中にいきなり味噌汁が食べたくなり同期に味噌汁が食べたい旨を伝え、これまた配信中に作ってもらった味噌汁を食べるという自由っぷり。
そんな自由な彼女ですが年に400~600冊の書籍を読み漁ったり、絵画や美術品についての造氏も深いという一面を持っていたり、謎に円周率に対する知識が深かったりと以外に博学。
基本的に総帥らしく尊大で堂々としていますがコラボでは見た目通りの子供っぽさを発揮したり、裏では先輩への挨拶をしっかりしているかわいらしい面も。
何気にホロライブJPのメンバーの中では初の日本要素が全く含まれていない名前ですが何か意味があったりするのでしょうか。
この他にも様々なタレントを要するトップVtuber事務所ホロライブ、乗り遅れたあなたも、無駄に偏見を持っているあなたも、なんとなく見ていないというそこの君も!きっと自分の"推し"が見つかるハズ!!
あとがき
ここまで読んでくださった皆さんいかがでしたでしょうか、ホロライブやVtuberの魅力が少しでも伝わっていれば幸いです。
どうでもいいのですがTwitterで私のフォロワーさんたちが去年のPSで1番プレイしたゲームは何かという画像を投稿されていたので私もやってみたところこんな感じでした。
あくまでPSだけですがこんなにゲームをやらなかった年は初めてだと思います、一昨年はGBVSやSEKIROなどをプレイしていたので結構ゲームをやっているという実感はあったのですがそれだけVtuberに割く時間が増えたのだと思います。
この記事を書いた後今一度何故こんなにVtuberに魅力を感じるのかと考えたのですが、やはり私が子供の頃に思い描いた未来に1番近い存在だからだと思います。
生身の人間ではなくアニメのキャラクターが自分で意思を持って話しかけてくるというのはやっぱりSF好きなオタクからすると近未来を感じます。
これが中に人が入っているのではなくAIが学習して個人個人のパーソナルキャラクターとして会話ができるようになればロックマンエグゼの世界にグっと近づきますね。
流石にそれはもう少し先の話だと思いますが、Vtuberと仮想世界で実際に会いに行くというのはもうすぐ実現できるかもしれません。
今流行りのメタバースとかいうやつもホロライブの運営会社COVERはすでに着手を開始しています。
中田敦彦やひろゆきなんかの胡散臭い界隈が目を付けてしまったせいで世間的にメタバースの印象は若干悪い方向に行っているような気がしますが、本来はソードアートオンラインや.hackやレディ・プレイヤー1のような夢のある世界を実現するためのものです。
パソコンからスマートフォンへの進化の後しばらく停滞していたネットへのアクセス手段がもしかすると今後VRゴーグルを装着してアバターを操作するという環境に変化するのかもしれません。
現代人の多くはアバターを既に持っています、これは何もFF14のようなオンラインゲーム内での自分のキャラクターというわけではなくネット上の自分の分身という意味です。
私で言えばTwitterで『砂場』と名乗っている自分です、個人が使用できるネットが普及しだした黎明期はとにかく本名や住所などの個人情報は明かさないことがネットのエチケットとされていました。
なので名前を偽りリアルの顔ではなくアイコンで姿を偽りネット社会では『砂場』という形で活動しているのです。
当然ながら私のネット上での姿は表情を変えたり体を動かしたりすることはできません。当たりまえすぎて説明するのもアレなんですがネット上の私はこの1枚の画像に過ぎないからです。
それ故にVtuberは素晴らしい、彼女たちは完全に名前と姿を偽りながらもまるで生きているかのようにネット上で活動ができる唯一無二の存在だからです。
今後メタバースが普及し、多くの人がネット上でのアバターを獲得するものと思われますがその中でもオーダーメイドというのは高額なアバターになるのは間違いありません。
そんな中現在Vtuberとして活動している人たちは既にその姿を世間に認知された存在としてメタバース内でも特別な立ち位置になるものと思われます。
そんな未来を最近よく妄想するのでいい加減VRゴーグルが欲しいのですがOculusよりもっと軽量化されて手ごろなキットが発売されるのをずっと待っている状態です。早くVRchatの世界も経験してみたい……
そう考えつつも仕事に疲れて帰ったら
椅子に座り
モニターの前で酒を飲み
つまみを口に入れながら
今日もVtuberを見る
ではまた
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