見出し画像

#14 giver

6月に入りましたね。
2023年が始まってもう5ヶ月が経ちました。
こんな調子でいるとすぐに2024年になっちゃいそうです。
選択と集中を意識して、もっと実りのある1日を日々積み重ねたいです。
頑張ります。


それではいきましょー。

「giver」

今こんな本を読んでいます。

この本の中に「返報性」というのがあります。
これは、「他人が自分に何らかの恩恵を施したら、自分は似たような形でそのお返しをしなければならない」というもの。

いわゆる「ギブ・アンド・テイク」です。

本に載っていた中で面白いなと思った例を1つ紹介します。

海外のレストランなどではチップというものがあります。
お客さんが支払いをするときに少し多く金額を渡すアレです。
その時、ウエイターが伝票を渡すとき、キャンディーやミントを添えてお客さんに渡すだけで、チップの額がかなり増えるという結果が示されています。

食後にキャンディーやミントという恩恵を施されたことを、チップの額を増やすことでお返ししました。

このように、心理現象として、「返報性」というものがあります。

ここから分かるのは、何かを得たければ何かを与えなければならないということです。
要するに私たちはgiverになる必要があります。

ここまではあなたも良く耳にしたことがあると思います。

じゃあ、何でもかんでも、誰に対しても与えればいいのか、と言われるとそうではないと僕は思います。
じゃあ誰に与えればいいのか。

と、その前に、この世には、3種の人がいるということを前提として認識しておきます。
「giver」
「taker」
「matcher」
です。

「giver」は与える人
「taker」は奪う人
「matcher」はその中間に位置する人
というものです。

この3種の人がいて、誰に与えるのがいいのかを考えたとき、この優先順位なんじゃないかなと思いました。

①giver → giver
②giver → matcher
③giver → taker

私たちが与えるのは何かを得るためです。

それを考えた時、1番無いのは「taker」に与えること。
奪われるだけなので、何も得ることができません。

次は「matcher」
「matcher」は与えたものに対してそれと同等のものを返す人です。
返っては来るけど、それ以上はあまり見込めない。

となると、1番与えるべきなのは「giver」
「giver」に与えることで、それと同等もしくはそれ以上のものが返ってくる可能性が高いです。

これを分かっていないと、与えたのに、何も生まれないということが起こってしまいます。

「giver」になることは大切ですが、誰に与えるのかを見極められる目も必要になってくると思います。


ただ、別に見返りになんて求めてないけど、自分から与えたくなる人もいると思います。
僕の中では、家族、友人、恋人、親しい人などがそうです。
そんな存在を増やしていくことも大切なことなんじゃないかなって思いました。


影響力の武器、おすすめです。
分厚くて、読むのしんどいかもしれませんが、その中で1つ自分のものにできたら、それだけで人生豊かになると思います。


では、また!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?